ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-06-07(Fri)

 今日は午後から雨になるとの予報で、仕事のあとに何か美術展に行くとか映画を観に行くとかしようかとも思っていたのだけれども、帰るときにザンザン雨が降っているというのもイヤなので、おとなしく帰ることにした。もう帰るときには雨が降り始めていて、けっきょく傘をささなければならなかったのだが。
 この日の雨でつまりは「梅雨入り」したそうで、これからしばらくは鬱陶しい日がつづくのか。しかし今日は夕方になると雨もほとんどやんでしまい、「こんなことならば直帰せずに出かければよかった」などと思うのだった。

 テレビをみていると、安倍晋三の首相在職期間が伊藤博文と並んで「史上三位」になったと報じていた。内政も外交もまるで成果を生み出さない指導者に、報道ももっと批判的姿勢を見せるべきだと思うのだが、ただ「史上三位」ということを賛美するだけに見える。ちょうど、安倍晋三が任期中にこの日本がどんなになってしまったのか、というリストが上がっていたので、ここにひいておく。どの項目にも「典拠」は示されてはいないが、ここに「虚偽」はないだろう。

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 「戦後最悪」はもちろん、近代日本史で最悪の指導者、日本史全体をみても例をみない愚政の執行者で、この男のために日本という国は滅亡してしまうだろうと思えてしまう。「独裁者」というものが誕生するには民衆の愚かさということもある。まさに今の日本はそういう感じで、今日も関西の喜劇芸人らが首相を「表敬訪問」したらしい。いわゆる「タレント」で安倍政権を支持するような言動を取るものは人気を集め、ちょっとでも安倍政権の政策に異議を唱えるタレントは「政治的発言はつつしめ」と、激しいバッシングを受ける。まさに今の日本は「衆愚政治」の道をまっしぐらというところで、しかもその上に立つ安倍晋三という人物が、信じられないほどに知性の欠けた(「漢字も読めない」ということだけではないのだ)愚かな人物だということも情けなくなる。これはおそらく、戦後の「民主主義教育」というものに、大きな欠陥があった、その結果なのではないかとも検証したくなる。
 「年金」も破綻したという。「これからは還付分の年金も払えないから、皆2000万円蓄えろ」と麻生太郎が言った。しかし、これからも年金は給与から天引きして徴収しつづけるという。めちゃくちゃである。これで怒らない日本人はよっぽど裕福で、もともと年金の還付などあてにしないで生活できる層なのだろう。つまり今の政権は富裕層のためだけに機能する政権で、なのに安倍政権を支持する庶民があまりに多いこと、安倍政権批判の広範囲な運動がまるで起きないことにもあきれる(まずはメディアが安倍政権批判をタブーとしているのだが)。
 明日は「安倍辞めろ!」のデモがあるそうなので、わたしも参加しようと思っている。