ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-09-20(Fri)

 この日も暑い一日になり、東京では猛暑日になり、静岡市の最高気温はなんと39.2℃までになったらしい。もう9月も下旬になったというのに、あきれてしまう話である。ただ、いちおう明日もけっこう気温は上がるらしいけれども、以降はせいぜい最高気温も30℃ぐらいに落ち着き、ようやく「秋」だねと言えるようになるみたいだ。
 今日は昼食に「焼きそば」をつくった。麺についている粉末ソースを使わないで「鶏ガラスープの素」を使う、わたし得意の「塩焼そば」である。今日も、我ながらとっても美味な「焼きそば」が出来た。食事を毎回すべてこの「塩焼そば」にしてやれば、朝食は毎朝バターロールパンだとして、一ヶ月の食費は5~6千円で収まる計算にはなるのだが。うん、もっと貧乏になったらやってみよう。

 それで、この日は午前中にアメリカ・MLBのゲームで、大谷翔平選手が「6打数6安打、2盗塁、2二塁打、3連続本塁打、打点10」というすっごいことをやってのけ、先日からテレビが騒いでいた「シーズン50本塁打・50盗塁」というのを一気にクリアし、「51-51」にまで達したということ。わたしも「それは快挙だ」とは思う。しかし昼のニュースでもこの件がトップニュースだし、新聞の「号外」も発行されたらしい。そこまでやるか?という気がしないでもないが。まあ今年は新聞の「号外」が何度も何度も発行される年で、それははたして「平和」なのかどうなのか?

 夕方には、元大関貴景勝が引退するとのニュースが入った。こちらは「号外」が出るようなニュースではないが、充分に驚かされるニュースではあった(まあある程度予測はできていたが)。近年はいろいろと揶揄されることも多かった方だけれども、他に大関が誰もいないときに横綱照ノ富士が休場したとき、彼ひとりが角界を守ったのだ、ということも言えると思う。その体型のように「太く、短い」相撲人生だったかもしれないけれども、これからは後進の育成にがんばられることだろう。あと、この方は解説の弁舌爽やかな方とのうわさも聞いていて、以後、この方による解説を楽しみにできるかもしれないのだ。
 この日の相撲では、ついに玉正鳳が負け越してしまい、またも「幕入り」とはならなかった。残念だ。あと、碧山も負け越しが決まっていて、このままでは十両も陥落となり、そうなると彼も引退されてしまう可能性もあるなあ。
 幕内ではせっかく昨日大の里と霧島、高安とが一差になったというのに、この日高安も霧島も負けてしまい、また「二差」となってしまった。明日大の里が勝てば、優勝が決まるのだ。う~ん、まだまだ高安が優勝できる可能性がいくばくか残っている。ダメかなあ。この日の取組みとしては、宇良と翔猿の一戦が力が入る取組みだったが、ついには宇良が制したのだった。宇良も今場所はついに、三賞の何かを獲ることだろう。やはり技能賞をあげたいが。

 このところのわたしの精神的停滞の理由は読書をしないこと、そして映画を観ないことではないかとしたので、今日から本を読むことにして、「まずは読みやすい本を」と、『カモノハシの博物誌』という昔読んだ本をまた読むことにした。やはり「カモノハシ」はいい。

       

 何か「映画」も観ようと、映画ではなくってまた動物モノのドキュメンタリーだけれども、BBC製作の『カバ アフリカ 水辺の王者』っつうのを観たのだった。
 ちょうど今、タイの動物園で誕生した「コビトカバ」の赤ちゃんの映像が日本でもヒットしていて、そういうのに乗せられやすいわたしも、「コビトカバの赤ちゃん、めっちゃかわいいよね」とか思っていたわけでもあるし、やはり「カバ」である。
 こういうドキュメンタリーは普通、吹き替えにされるものだと思うのだけれども、このドキュメンタリーは「字幕」なのだった。ナレーターがデヴィッド・アッテンボローだったせいかな?などと思ったけれども、別にデヴィッド・アッテンボローのナマ声を聴いて感激する人がいるとも思えないので、そういう理由ではないだろう。
 この番組で紹介されたカバは、南アフリカのオカバンゴ湿地帯で生きる群れで、実はそのカバたちの群れの行動が、オカバンゴ湿地帯の他の動物たちの生命ラインをも形成しているらしいのだ。ま、カバは体デカいからね~。
 面白かったのは、カバというのは泳げないらしく、そのくせ水中での生活を基本にしているわけで、生物学的には「クジラ」に最も近接している哺乳類が、このカバなのだそうだ。そうか? そうなのか。

 このドキュメンタリーとは別に、ネットでカバのことを調べていて、むかしあの製菓会社の「カバヤ」が宣伝キャンペーンのために日本で飼育した「カバ子」(のちに改名して「デカ」)というカバの、その数奇な運命を読んで、すっごい長寿だったその「カバ子」、いったい幸せだったのだろうかな、などと考えてしまった。
 下の写真は、そのタイの動物園のコビトカバの赤ちゃんの「ムーデン」。かわいいぞ。