ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-09-05(Thu)

 のどは、また少し痰がからむようになってきた。これは逆に症状が良くなってきたということでもあり、昨日までのように、寝ているとき咳込んだりのどに痛みを感じたりすることはなくなったみたいだ。このままどんどん快方に向かってくれればいいのだが。

 昨日、閉店した「どさん子ラーメン」の店舗を目にしたもので、「どさん子ラーメン」っていつ頃まで存在していたんだろうかと調べてみたら、経営者は変わったみたいだけれども、今でもなお「どさん子ラーメン」のチェーン店は残ってるのだった。それでやっぱり、全国に「味噌ラーメン」を普及させたのには「どさん子ラーメン」の貢献が大きかったみたいだ(あとは、インスタントラーメンに「味噌ラーメン」が登場したことが大きい)。

 昨夜届いていたはずのAmazonへの注文品「コモドドラゴン」のフィギュア、無事に玄関先に到着していた。さっそく開けてみると、なかなかにステキなドラゴンが姿をあらわした。
 鼻先からしっぽの先っちょまで、17センチの大きさでそんなに大きくはないのだけれども、さすがにフィギュアの名門(?)のシュライヒ製品。皮革の細かいボコボコとかリアルだし、とにかく顔がカッコいいのだ。やはり、コモドドラゴンはカッコよくって、そして カワイイのだ。

     

     

 ネコは蛇がきらいで、自分のうしろにキュウリとか置かれているのを見つけるとそれを蛇だと思って、飛び上がって驚くというのを映像で見たりしたことがある。それで、ちょっと蛇っぽい、この「コモドドラゴン」のフィギュアを見たらウチのニェネントくんもビックリ、驚くのだろうかと思って、食事に夢中になっているニェネントくんのうしろにそおっと置いてみたのだった。
 しかし、振り向いたニェネントくんはまったく驚きもしないで無反応。「なにコレ?」という反応でもなく、目にも入らないみたいなのだった。「なんだよ」と思って、わたしがフィギュアを手に取ってニェネントくんに突きつけてやって、「どうよ? どうよ?」とやってみたのだけれども、やはりまったく興味すら示さなくって「じゃまくさいなあ」って感じ、ここまでの「無視」というのもなかなか出来るもんじゃないよな、と感心させられてしまったのだった。

 今、さらにクルド人への差別が激化していて、多くの人が問題視するようになっている。クルド人への暴力や殺人行為を煽るようなデマ、ヘイトスピーチが後を絶たず、クルド人支援団体への脅迫のみならず、川口市の市長にまで殺害予告があったという。川口市クルド人が多く暮らす地域として知られているが、「川口に行くと無法地帯が広がっている」「川口では日本人に対する殺傷事件が相次いでいる」といったデマがネット上で量産されているという。しかしそのようなデマをまき散らす連中は「川口に行ったこともない」連中ばかりなのだという。
 もちろんこのような情況になった裏には、「サンケイ新聞」による「クルド人排斥キャンペーン」が大きな影響を与えていることは誰でも想像できるのだが、こんな事態になった今も、「サンケイ新聞グループ」はなお「クルド人排斥」キャンペーンをやめようとしない。前に書いたように、「川口クルド人問題を新聞・テレビはなぜ報じない」などという記事を雑誌「正論」10月号に載せている。
 こんな言い方をするから一般人は「新聞・テレビが報じないならオレたちが動こう!」とばかりに暴力的な排斥運動を行うようになっている、と言えるだろう。サンケイは「川口クルド人問題を新聞・テレビはなぜ報じない」と言うが、今の新聞・テレビは、そんな「クルド人排斥」の動きは、関東大震災時の朝鮮人虐殺のようなことに結びつきはしないかと、サンケイとは逆の心配をしている。
 皆が知るように、関東大震災当時に各新聞は「不逞鮮人」という言葉を使い、朝鮮人が暴動を起こしているとの報道を行い、そのことが「朝鮮人虐殺」に結びついたと言える。
 現在、「クルド人排斥」のこういう運動を後押しする「フジ・サンケイグループ」、いくら「言論の自由」があるとはいえ、今ではもう「殺人教唆」にあたるようなことをやっているのではないのか。もちろん、「殺人教唆」は犯罪である。そしてそんなことが現実に起きてしまっては、もう遅いのである。