ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-07-21(Sun)

 昨日の夕方は大相撲をぼんやりと見ていたのだけれども、結びの一番の「照ノ富士vs.宇良」の取組みは、相当の熱戦だった。宇良が懸命に照ノ富士をかく乱しようと攻めつづけたのだけれども、そんな攻めに照ノ富士は決してあわてず騒がず、少しずつ自分の体勢に持ち込んで寄り切ってしまった。今場所の照ノ富士はめっちゃ強いのだ。
 さじき席に青と白のワンピースを着た女性がいて、「あれは紺野美沙子ではないか」と思っていたのだが(彼女は「横綱審議委員会」の委員であられる)、この取組みでの彼女の興奮ぶりは尋常ではなく、土俵上の二人の取組みといい対照で楽しませてもらった。
 夜、寝ようと思ってベッドの部屋へ行くと、窓の外がいっしゅん明るく光った。「かみなりだな」と思って、しばらくカーテンを寄せて窓の外を眺めた。きれいな稲妻が見えたわけではないが、1秒おきぐらいの頻度で西の夜空が光っていた。雷鳴は聞こえなかったので、まだまだ遠い場所でのかみなりなのだろうと思った。翌日(つまり今日)、足立区で予定されていた花火大会が雷雨になりそうなので急きょ中止され、中止になったあとに雷雨になったとの報道をみた。昨夜見えたかみなりは、足立区あたりを襲っていたのかな。

 それで今日。朝から晴天で、また暑い一日になりそう。わたしは今朝もまだ元気ナシというか、「ああ、わたしはやっぱり昨日<熱中症>になっていたのだな」と、あらためて思うのだった。ほんとうは元気があればまた昨日の映画館へ行って、『関心領域』を観ようかとも思っていたのだけれども、今日は家でじっとしていようと思った。
 しかし郵便受けをみてみると、市役所からの封書が届いていて、開封してみると「物価高騰対応生活支援給付金」の交付案内だった。4月末の段階ではウチは給付対象ではなかったけれど(そのときのことはこの日記にも書いてある)、今回は「新たな対象分」と書かれていて、つまりその後の状況から判断してくれたわけだろう。正直、ありがたいことである。
 それで申請に通帳や健康保険証のコピーの送付が必要というので、もうさっさとやってしまうことにした(今すぐに給付金がもらえるわけではないが)。そして、ダウンしている体調を回復させるに、スーパーへ行って何か買ってこようとも考えたのだ。
 9時半ぐらいに家を出たけれども、やはり道路がまだ少し濡れているようで、昨夜このあたりでも雨が降ったのだろう。今朝の空は雲もでているが、太陽がギラギラと照っている。あまり外を歩き回るとまた「熱中症」になっちゃうぞ。

       

 スーパーに行き、まずは昼食に出来合いの「お弁当」を買い、ちょっとした「おつまみ」なども買った。さらに(こういう考え方はよろしくないのだが)「元気を取り戻すにはアルコール!」と、ウィスキーの「ミニチュア瓶(200ml)」を買うのであった。飲みたい気分だというか、このダウンな気分をアルコールで吹き飛ばしたいということ。決して「依存」ではないのだ。
 「お米売り場」をのぞいてみると、先日はもうお米はすっかり姿を消していたのだけれども、この日はそれなりにお米は売られていた。2200円ぐらいのモノもあり、「ああ、わたしは先日あせって買って、ちょびっと損をしたのだな」とは思った。考えたら駅前のスーパーにもいつも2200円の米は売っているわけで(ここはめったに売り切れない)、よく考えたらあの日米を買わなくってもよかったのにな、などとは思うのだった。
 スーパーでコピーを取ろうとしたら、やり方はわかっているのになぜかまったく先に進まず(タッチパネルにいくらタッチしても反応しないのだ)、後ろに並んでいた方がいたので振り向いて「すみません」と言ったら、その方は待たされてイライラしていたのだろう、「こうやるんだよ」とやってくれたのだが、その方が操作するとちゃんとできるのだ。むむむ、まるでわたしが「バカ」みたいだな、などとは思うのだった。
 スーパーからの帰り道、空き地にハクセキレイがいて、「あんたはバカだよ」と言っていた。

     

 帰宅してみたら、落ち着いてコピーできなかったせいだろう。必要なコピーが取れていなかったのだ。「やれやれ、夕方にでもまた近くのコンビニへ行ってコピーしよう」と考える。
 ついでに、先日「ジビエ缶詰」を送り返してきた御仁に、「あなたがなぜあんなにお怒りになられてるのかさっぱりわからなかったのですが、つまりあなたは『ジビエ』というものをご存じなかったのですね」とハガキに大きく書いて送ることにした。良心のある人なら「申しわけなかった」とわびてくるだろうが、そういうことはされない御仁だろう。

 スーパーで買ったお弁当(イカフライの海苔弁当)とか食べて少し元気になり、日が傾いてからコンビニにコピー取りに行き、ハガキも出した。ちょっとスッキリした。

 この日の大相撲は玉正鳳の取組みもテレビで見れたが、けっこうな熱戦で「上手投げ」で玉正鳳が勝ち、観客の声援、拍手を浴びていた。彼も「勝ち越し」の目も出てきて、わたしもうれしい。そしてこの日も、横綱照ノ富士は圧倒的に強いのだった。ひとり勝ちっぱなし全勝で勝ち越し。優勝してほしい。

 少し元気になったとはいえ、やはり夜までグッタリしていて、この日はまったく本を読むこともなかったのだった。