今日は昨日よりもずっと寒くなるぞ、という予報だった。わたしは昨日はそこまでに寒いという気もしなかったのだけれども、今日はさすがに寒かった。ついに午前中には、出してあった電気ストーブにスイッチを入れた。どうやら東京ではこの日の最高気温は2ケタにとどかず、9℃どまりだったらしい。そして最低気温は2℃だったというが、それは寒いだろう。もう水道も凍り付きそうな寒さではないのか。
寒さのせいでもないが、買い物の用もないのでわたしは今日も外に出なかった。これで22日に北のスーパーに買い物に行って以来、4日もつづけて一歩も外に出ていないことになる。家にこもっているとあまり歩かないということになり、健康維持にはよろしくないのではないかと思う次第ではある。
午前中はこのブログを書いたり本を読んだりテレビを見たりして過ごし、昼食は昨日の焦げついた「ダブリン・コーデル」の残りですませた。
それと今、週の初めに買ったスペイン産の安い赤ワイン「王様の涙」をちびちび飲んでいる。このワインはむかしからちょくちょく買っていたワインで、すっごく安い割においしくってお気に入りだった。それで久しぶりにこのワインを飲んでも、前に飲んでいた紙パックのワインとの味の差も歴然としていて、「またこのワインを買おうか」とか思ってしまう。ただ今回このワインを買ったドラッグストアでの価格はちょびっと高く、「もっと安く売っているところもあるはず」と、とりあえずAmazonをみてみると、今Amazonは「ブラックフライデー」のセールをやっていて、この「王様の涙」は12本で4885円と、つまり1本400円ほどなのだった。
「それは安い」と思い、買ってしまおうかとも思ったが、さすがに一度にダースで買うのには抵抗があるというか、躊躇してしまうのは確か。ただ、これからもボチボチとワインを飲みつづけては行くだろうからして、この際「まとめ買い」してもいいかな、とは思ったりもする。どうしようかな?
午後からはまた大映京都製作の怪談映画、1963年の『怪談鬼火の沼』というのを観た。実のところホンモノの幽霊は出てこないようで、実質「怪談」ではないのだったが、一種の「クライム・ミステリー」として面白い映画だった。
映画のあとは大相撲千秋楽を観ようと思ったのだが、テレビでは大相撲中継の時間になってもサッカー中継を続けている。この試合でどこかのチームが優勝したらしいのだが、試合が終わって選手や監督へのインタビューとかを放映したあとも、ピッチで喜ぶ選手らの姿をはっきり言って「ダラダラ」と流し続けるばかり。中継のアナウンサーも明らかに「時間つぶし」のことばを続けるのである。「いつ大相撲に切り替わるのか」と思ってテレビはつけっぱなしにしたが、なんか30分ぐらい無意味な映像が流されていた感じだった。これはちょっと、「いかがなものか?」とは思うのだった。
ようやく大相撲。千秋楽ということもあり、とっくに十両の取組みは終わってしまっていた。ネットに配信された速報を見ると、玉正鳳も碧山も勝ったようで、玉正鳳は9勝、碧山も勝ち越し。碧山は十両筆頭だったから、来場所は幕内に復帰できそうだ。
さて、優勝は熱海富士か霧島か、というところだったが、先に熱海富士の取組みで熱海富士が敗れ、霧島の優勝が決まった。
宇良も今日の取組みで勝ち越し、今は前頭筆頭なので来場所は小結とかに昇進しそうだ。意外と宇良はまだ三役に上がったことはなかったのだった。
夜は「ダーウィンが来た!」を見て、この日はテレビ三昧になった。この日の「ダーウィンが来た!」は、ニッチなところを突いて(?)「雑草」の特集。「らんまん」の牧野富太郎博士は「雑草というものはない」と言ったのだったが、一方で「埼玉県民には雑草でも食わせておけ!」との名セリフもある。
「雑草」の特集は、道路のアスファルトのちょっとしたすき間から伸びる雑草を紹介し、そんな草らがいかにして種をばらまくかとか、「アスファルトも突き破る力」などの紹介。どこにでも生えている「ドクダミ」が強力な地下茎で繁殖していることを知った。
下の写真は以前撮ってあった、ウチのそばの道路際にしぶとく生えていた雑草。これは「カタバミ」だ。