ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-11-24(Fri)

 注文してあった『象の物語』という本が、郵便受けに届いていた。今また読み始めた『熊 人類との「共存」の歴史』という本との関連で、人間とある動物との関わり、その動物の動物学的知識を知りたいと思って「象」という動物が魅力的に思えて購入したのだけれども、B6版の小さな本で200ページほど。そんなにヴォリュームのある本ではなかったけれども、ペラペラとめくってみると本文の全ページにカラー図版が入っていて、ちょっとした「絵本」感覚。目にする機会のない絵画や本の挿絵、そして写真などが満載なのだ。特に冒頭には数ページにわたって、ティムール王朝の有名な書物『バーブル・ナーマ』の挿画が掲載されていて目を楽しませてくれる。
 けっこう安く買えたこともあって、まだ読み始めるのは先のことだけれども「いい買い物だったな」とは思うのだった(読み終えてこそ、「いい買い物だった」といえるだろうけれども、まだペラペラと見ただけのことだ)。

       

     

 今読んでいる『熊 人類との「共存」の歴史』も三分の二ぐらいは読み進んだけれども、あらためて読んでみると、アメリカやヨーロッパでは特に19世紀までは熊は狩猟対象とみなされていた時代があったわけで、今の時代、そのことへの反省ということも熊をみる重要なファクターになっているみたいだ。

 今日は暖かい、いわゆる「小春日和」という日になった。わたしは今日も一歩も外に出なかったので室内で「暖かいなあ」と思っていただけだけれども、テレビでは昼には都心で24℃という、もうちょっとで「夏日」という気温になったといっていた。もう11月も下旬。明日は寒くなるというけれども、やはり温暖化の秋だと思う。

 イスラエルハマスは今日から4日間の休戦に入ったらしい。4日間はおそらくは悲惨なニュースを見聞きすることはないだろう、ということは歓迎すべきなのか。それでも4日経てばまた戦闘が始まり、おそらくはまだ市民を巻き込んで死傷者が出るだろうと思うと、まったく事態の解決にはなっていないわけだ。この一ヶ月を超える戦闘で、ガザ地区だけでなく世界まで二分されていがみ合うようになってしまった。人間の本能にはどこか、「戦い合わなければならない」という指向性が埋め込まれているのだろうか。そりゃあ、「熊」より劣るんじゃないだろうか。

 大相撲は琴ノ若もこの日敗れてしまい、またも先場所と同じく熱海富士が賜杯争いのトップに立ってしまった。大関霧島も熱海富士と同じく2敗で、明日14日目に対戦するのだ。
 あと、玉正鳳はこの日も負けてしまい、勝ち越し手前の7勝のまま足踏み状態だ。そして碧山も盛り返し、7勝になった。2人とも勝ち越してほしいが。
 今日はまた怪談映画。『怪談蚊喰鳥』というのを観た。この映画も「盲目の按摩」というのが出てくるが、なぜ怪談には「盲目の按摩」が登場するのだろう。