ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-03-22(Fri)

 昨日あたりから、大変に体調がよろしくない。何もやる気にならず、体が重い。下痢っぽい感じでもある。原因ははっきりしていて、先日旧友が送ってくれた野菜などと一緒に「焼酎」の紙パックが含まれていて、ついついそいつを飲んでしまったためなのだ。それで最悪の体調になってしまった。
 酒さえやめればもとに戻るのだろうが、それまでちょっと時間がかかっている。しばらく酒を飲まない生活がつづくうちに、アルコールを受け付けない体になってしまっているようだ(適量のワインとかならば問題はないことはわかっているが)。今回の経験は「やはりもう、強い酒を飲んではいけないなあ」と、強く思うことにはなったわけだ。

 体調が悪いといってもフラフラしたりするわけではなく、午後からちょっとコンビニへ買い物に出たが、逆に外を歩いた方が体がシャキッとするようでもあったのだ。
 コンビニへの道沿いの空き地に、スイセンが雑草のように群れて生えていて、それがいっせいに花咲いていた。生命力の強い植物なのだろうな。

     

 さて、そんな焼酎と一緒に「シイタケ」も送っていただいていて、早く調理して食べないと傷んでしまうのだが、もう長いことシイタケを使った料理などつくっていないので、何をつくればいいのか悩んでしまった。まあネットで検索すればいろいろ出てくるわけで、けっきょく「豚肉とシイタケのオイマヨ丼」というのをつくることにした。炒めるだけで簡単そう。
 「オイマヨ」というのは最近知ったのだが、オイスターソースとマヨネーズとの相性がとってもよくって、この2つを味付けに使うと美味なのだ。
 シイタケをたくさん使い、なかなかに美味しい総菜になった。炊き立てのごはんの上にのっけてかき込むのだった。

 やはりこの日は映画とかは観る気にもならず、ただ「今はどんな映画が配信されているのか?」とかをチェックするだけで終わってしまった。
 先日、アンソニー・マンの監督作品を連続して観てなかなかに面白かったので、また1940年代とか50年代の映画監督の作品を連続して観てみるのもいいな、などと思ったのだが、そういうのではマックス・オフュルスの作品が数本観られるようで、次はマックス・オフュルス監督の作品など連続して観ようか、などと思うのだった。ほんとうはダグラス・サーク監督の映画が観たいのだけれども、これはもうDVDとか買わないと観られないようだ。

 ウチで映画を観る気にはならないけれども、映画館まで出かけて映画を観るのなら「気分転換」にもなっていいのではないだろうか。
 ちょうどとなりの駅の映画館では、明日からは朝早くの上映で、観たいと思っているフランス映画『12日の殺人』という作品が観られる。ちょっと映画の紹介を読んだ感じで先日観た『落下の解剖学』が思い出されてしまい、わたし好みの映画なのではないかとも思っている。明日の朝、観に行ってみようかと思う。

 夜は何をするでもないので早くにベッドに入り、読んでいるパトリシア・ハイスミスの『アメリカの友人』を読んだ。残りあと百ページちょっとだったのだけれども、読んでいて興が乗ってしまい、一気にラストまで読んでしまった。これはめっちゃ面白かった。ハイスミス作品の中でも「傑作」のひとつだろう。ある種、「三角関係」として読める。
 ヴェンダースの映画も観てみたくなった。今「Amazon Prime Video」で観ようとすると有料になるのだけれども、タマには、有料でも観たい映画をそのときに観よう。
 次に読むのは、『リプリーをまねた少年』だ。