ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-07-30(Sun)

 この暑さのもと、日本各地では高校野球の予選がまさに「炎天下」で行われていて、批判の声も上がっている。
 先日は山形県で、部活動を終えて自転車で帰路に着いていた女子中学生が路上で倒れ、そのまま熱中症で亡くなられたし、東京では屋内で高齢夫婦が倒れているのが発見され、やはり熱中症での死亡が確認された。この夫妻はエアコンを使っていなかったらしい。
 今は室内もヤバいレベル。わたしも「エアコンつけると電気代がかかるから」などと考えず、せっせとエアコンに助けてもらいたいと思うのだった。

 今日は「U-NEXT」でさいごにスピルバーグ監督の『フェイブルマンズ』を観ようかと思っていたのだが、検索してみると「有料視聴」なのだった。そこまでして観たい映画でもなかったので観るのをやめた。
 昨日までポランスキーシャロン・テートに関する映画を観ていたから、ポランスキー監督、シャロン・テート主演の『吸血鬼』でも観ようかと思い、しばらく観ていたのだけれども、この日はこういう映画を観る気分でもなく、途中で観るのをやめてしまった。
 でもポランスキー監督の作品にはまだ観ていない作品、記憶から消えてしまった作品も多いので、いずれ集中して観てみたいと思っている。

 さて、「U-NEXT」は7月いっぱいの契約のつもりでいて、まだこの日と明日とは視聴できるのだけれども、「もういいや」と契約を打ち切ってしまった。考えたポランスキー作品とか観たい作品があれこれ思いついたら、またいずれ一ヶ月契約することもあるだろう。

 それで今日は「読書の日」にしようと、昨日届いた秋草俊一郎の『アメリカのナボコフ 塗りかえられた自画像』を百ページぐらい読んだ(わたしが一日に本を百ページも読むというのは珍しいことだ)。
 さいしょの方はアメリカに渡ったナボコフアメリカの「ニューディレクション」という出版社との関係などが書かれ、ナボコフが『ロリータ』の大ヒットによってスイスへ移るまでの伝記的記述も書かれていた。
 いろいろと面白くも興味深い記述が山盛りの本だけれども、ナボコフがまずは『ロリータ』によってアメリカでの知名度が上がったことによって、以後の「ノーベル文学賞」受賞への道が断たれたという短い記述に「なるほどなあ」と思うのだった。

 このごろは先日買った赤ワインもあまり飲んでいないつもりでいたのだけれども、2リットルの紙パックがいつの間にか空になっていた。「あまり飲んでいない」と思い込んでいたのは、ワインとしてちっとも美味しくなかったからだと思う。
 それで午前中に近くのコンビニへ行き、「これでどうだろうか?」と安い瓶の赤ワインを買ってみた。帰宅して飲んでみると、先日までの紙パックのワインに比べ、格段と味がいいのであった。

 朝食用のバナナとバターロールパンの在庫もなくなったので、夕方から北のスーパーへ買い物に出かけた。夕方も5時ぐらいになるとそんなに暑さも厳しくはないようだ。
 いつも見るツバメの巣を覗くと、もう巣の中にはツバメのヒナの姿は1羽も見られなくなっていた。ついにみんな巣立ったか。

     

 スーパーは金曜日でさいしょの「新装開店セール」も終わり、そろそろ「通常価格」へと移行する頃かと思ったが、まだまだ玉子は普通に199円だし、バナナもバターロールパンも「改装前」の値段よりは安いままだったし、牛乳なんかはさらに安くなっていた。このままがんばっていただきたい。
 今日は「土用の丑の日」ということで、うなぎやうな重、うな丼なんかがいっぱい売られていたけれども、うなぎに関しては一昨日行った東のスーパーの方が安かったみたいだった。

 夕食には米を炊く気にもならず、いっしゅん「うな丼でも買えばよかったか」などと思ったが、冷蔵庫にあるナスを使ってスパゲッティとかつくれないか?と検索し、「ナスとベーコンのスパゲッティ」というレシピが見つかったので、これをつくってみた。ケチャップで味付けするのでナポリタン・スパゲッティのような味だったけれども、お手軽だしそれなりに美味しかったのだった。

 夕食後はまた少し本を読み、そのあと「ダーウィンが来た!」。この日はスペインのオリーブ畑に棲む「ヤツガシラ」(里芋ではない)という鳥の子育て。黄色いボディに頭に羽根飾りを持った美しい鳥だったが、撮影対象になった「カルメン」と名付けられた母鳥の産んだヒナはヘビに襲われてしまうし、「カルメン」とペアだったオス鳥は猛禽類にやられてしまったり、まあ「この鳥を!」と撮影始めた鳥が、悲しい不運に見舞われてしまうことはあるだろうけれども、なかなかに「バッドエンディング」ではあった。