ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-03-16(Sat)

 今朝も夜中に夢をみていた。今朝の夢も映画の夢で、詳しく書くと長くなるから要点を書くと、それはある家族の話なのだけれども、要するにその母親が息子と性的関係を持つようになってしまうのだ。夢はその関係をじっくりと捉えた映画についての夢で、わたしは夢の中で「それはミヒャエル・ハネケの『愛』という映画だろう」と思っている。現実にハネケには『愛、アムール』という映画はあるけれども、決してそういう内容の映画ではない。目覚めてからも「なんでそんな夢をみたのかなあ」と、いぶかしく思ってしまう夢だった。

 「観ようかな」と思っていた、ヨルゴス・ランティモス監督の『哀れなるものたち』が今、となり駅の映画館で上映されているのだけれども、今はあんまり観に行きたいという気分でもなくなってしまった。それより、今日から上映の始まるフランス映画の『12日の殺人』という作品が観たい気分だ。先日観たフランス映画の『落下の解剖学』が面白かったし、同じフランス映画の「殺人事件」を扱った作品、観てみたいのだ。
 そのとなり駅の映画館では、再来週末からはヴィクトル・エリセ監督の『瞳をとじて』も上映されるのだが、いっしょに『ミツバチのささやき』も『エル・スール』も上映される。『エル・スール』は観たい。
 そして来月には、トーキング・ヘッズのライヴの傑作『STOP MAKING SENSE』もやってくれるのだ。まあそこまでに大きなスクリーンの映画館ではないけれども、やはり映画館のスクリーンでいちど観てみたい。

 遅くなったけれども、2月の支出の決算をやった。去年の12月、そして1月2月と、度を越さない安定した支出で「無問題」だと思う。

 この日は「春真っ盛り」みたいな天候で、気温も上がった。東京は20℃を軽く超えていたようで、このあたりも同じだったろう。午前中に北のスーパーへ買い物に出かけたが、少し薄着で家を出たつもりだったけど、帰りには汗ばんでしまった。
 しかし道の途中で出会ったスズメは、まだ冬仕様の「もっこり」体形ではあった。

     

 スーパーでは店の片隅に「ぷるるんトロうまなんこつ」というレトルト食品が置かれていて、「正価600円のところ160円」とかで売られていた。おいしそうなので一つ買って帰って、昼過ぎに食べてみたのだけれども、これがめっちゃ美味しくって、「わたし好みの味」だった。「正価600円ってほんとうだろうか?」とネットで調べていたらほんとうで、ネット通販のいちばん安いのでも400円近くした。別に賞味期限が迫っているわけでもなく、「これはぜったい、もっと買っておこう!」と、夕方からそれを買うためだけにまたスーパーへと行ったのだった。あまりに安いので「売り切れているかもな」とも思ったけれども、まだまだいっぱい残っていて、3つ買って帰った。もっと買ってしまっても良かったな。

 昨日半分だけ観ていたアンソニー・マン監督の『ローマ帝国の滅亡』、「もう観なくってもいいかな」とも思ったのだけれども、いちおう最後まで観てしまった。後半はハリウッドらしい豪華さも増していたが。
 これでアンソニー・マンの映画もサブスクで観られるものはおしまい。さあ、明日からは何を観ようか?

 大相撲は、テレビ放映されない十両の取組みで、ひいきの碧山も玉正鳳も今日で2勝5敗。幕下に陥落の危機もある。碧山は引退してしまう可能性もあるなあ。玉正鳳も若くはないし。
 幕内では、横綱照ノ富士もやはり今日から休場。今日まで幕内の全勝は、新入幕の尊富士という力士だけになってしまい、このところ新入幕の力士がいきなり活躍する、という流れがつづいている気がする。

 読んでいるパトリシア・ハイスミスの『アメリカの友人』は、ついにトム・リプリーも事件に絡みはじめて、とっても面白くなってきた。今のところ、「変装」などというこざかしい技を使っていないのもいい。まだようやく半分読んだところだけれども、これからははかどりそうだ。