ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-12-31(Fri)

 夢をみていた。部分的にしか記憶していないが、その記憶している部分で、わたしはどこかのビル(学校のような建物)の屋上で寝っ転がっている。空は快晴だけれども時刻はそろそろ夕暮れどきになるようで、わたしの目には黄色い月と、そして「星」というにはずいぶんと大きく見える赤い星とが見えている。
 わたしは屋上の柵に足をかけていたのだけれども、足をぶらぶらさせていたら履いていた靴が脱げて下に落ちてしまう。下といってもそれは地上ではなく、今居る場所は広いビルの屋上からさらに2階上のようなところである。下をのぞき込むと、わたしの履いていた靴は、その屋上に垂直に建てられたアンテナ(?)のようなモノの上に乗っていた。とりあえず下に降りようとするが、コンクリートの壁面に昇降用の黒いとっかかりの金属が設置されているけれど、それがところどころ脱落してしまっていて危険そうだ。
 夢の記憶はそこから先はないのだけれども、そういう、ビルの上から下を眺めたときのパースペクティヴとかがリアルで、そういう「夢」のヴァーチャルな「造形能力」というものは半端なものではないな、と思った。

 今日もいい天気。昨日観に行こうと思って果たせなかった「映画鑑賞」を、今日こそは実行しようと、朝にお出かけをして映画館へ。
 上映開始の10分ほど前に映画館に到着したのだが、今はCOVID-19感染対策で全席指定席になり、座れる席はひとつ置きになっているのだけれども、ほぼ満席の状態だった。わたしは映画を観に出かけて映画館が「満席」で映画が観られないこともあるなどとは想像もしていなかったけれども、こういう時代、映画館の「定員」自体が以前の通常の半分になっているのだから、そういうことも考え合わせて行動しないといけないのだな。今の時期、あんまり上映開始ギリギリに映画館に着くのは考えモノなのだ。

 映画が終わり、面白い映画だったのでパンフレットを買って帰ろうと思って受付に行くと、なんと1冊1200円もするのだった。わたしはシニア料金で観てるから、映画を観るよりもパンフレットの方が金がかかるということになる。受付の人に「ずいぶんと高いんですね」と言ったら苦笑されていたが(映画館にとっても、このパンフレットは高額だという認識はあるのだろう)。

 帰りに、せっかく大きな商店街のある駅に来たのだから「何か買って帰ろうか」とか思って2軒ほど店を覗いてみたけれども、昨日まですでにいろいろ買い物はしてあることだし、何も買わずに帰ることにした。

 自宅駅からウチへの道、陽射しはまぶしいほどなのだけれども、風が強くて冷たく、やはり特に跨線橋を渡るときは厳しかった。

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 このところ、ウチの近くのワンくんの姿がみられなくって寂しいのだけれども、今日はウチのそばで久しぶりにハクセキレイの姿をみた。わたしが近づいても飛んで逃げて行かない、かわいいコだ。

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 昨日、わが地元のテレビ局「千葉テレビ」では『カサブランカ』を放映していたのだけれども、今日は同じ時間帯に『雨に唄えば』をやるのだった。あまりに有名な映画だけれども、考えてみたらわたしはこの映画をちゃんと観たことがないのだった。それでこの夕方は『雨に唄えば』をしっかり観ることにした。
 「そうか、そういうトーキー映画創成期の映画製作の、舞台裏的な作品だったのか」と、そういう基礎的なことも知らなかったわたし。
 楽しいひとときだったが、この時間帯、明日と明後日には『風と共に去りぬ』を2回に分けて放映するという。『風と共に去りぬ』もずいぶんと昔に観たような記憶はあるけれど、まあ、何ひとつ記憶してはいない感じ。「スカーレット・オハラ」とか「レット・バトラー」とかの登場人物の名前は憶えていたけれども。

 ということで、2021年も今日でおしまいだ。わたしは今年は体調に大きな変化があったりもしなかったけれども、「引きこもり」の一年だったというか、「何もない」一年だっただろうか。さあ、明日からの2022年はどんな一年になるのだろうか?