東京では昨夜遅くに「みぞれ」が降り、それがこのシーズンの「初雪」となったらしいが、朝日が上るころにはすっかり晴れあがっていた。
今朝もテレビはつけずにFMを聴いていたら、「吹奏楽のひびき」という番組で、エリック・ウィテカーという人作曲の『ラスベガスを喰い尽くすゴジラ』という曲をやっていたのを聴いた。
「面白いな~」と思ってYouTubeで検索したら、映像付きのが見つかった。音楽もアメリカのポップカルチャーをあれこれ取り入れてるし、オーケストラの背後のスクリーンに映される映像がすっごく面白い。シナトラもプレスリーも引用される。こういう、コンサートでもシアトリカルな展開を見せるのはアメリカのお得意とするところだろうか。
テレビを見ないでいると、こういう「発見」もある。
今日は、映画を観に出かけようと思った。となり駅の映画館では今、ケン・ローチ監督の『家族を想うとき』をやっていて、それが観たいと思っていたのだが、昨日からジュリアン・シュナーベル監督の『永遠の門 ゴッホの見た未来』をやっている。わたしはゴッホにさほど思い入れはないし、美術作家としてのシュナーベルにもあまり興味はない。でも、しばらく前にシュナーベルが監督した『潜水服は蝶の夢を見る』はとても良かった記憶があるし、美術作家であるシュナーベルが同じ美術作家のゴッホのことをどのように表すのか、年の初めにまずはそういうところをスクリーンで観てみたいと思い、『家族を想うとき』は、また来週にでも観に行こうということにした。
映画は昼ちょっと前、11時半ぐらいから上映が始まるので、あまり空腹にならないようにウチでカップ麺を食べてから出かける。
ちなみにこのカップ麺、駅のそばのスーパー(「ほうれんそうのカレー」を売っていたスーパー)で、賞味期限が近いので50円で売られていたものだけれども、2個買って先日ひとつ食べたのだがこれがかなり美味で、「50円ならばもっと買っておけばよかった」と思ったのだが、次に行ったときにはもうひとつも残っていなかったのだった。残念だったそのカップ麺も、今日残ったひとつを食べてしまった。150円とかなら買わないが、50円ならばいくら買っておいてもいい。そういうカップ麺だった。
映画館は、皆さすがにまだ正月休みというか新しい年最初の日曜日、思いがけずに客が多いのでびっくりした。いつもならちょっと年配のお客さん(わたしもね!)の多い映画館だけれども、今日はけっこう若い層のお客さんの姿も多かった。
映画の感想は別に書くけれども、観終わって「やっぱり、ジュリアン・シュナーベルにやられちゃったよな」というところで、ちょっと高いパンフレットも買って帰るのだった。
さて、映画を観終えて帰宅したあとは、前から考えていたように、今夜の惣菜は久しぶりに「肉じゃが」にしようという計画。この「豚バラ大根」から「肉じゃが」への流れは計画していたことで、このあとは「トマトシチュー」とか「おでん(またかよ~)」とかでこの冬を乗り切りたい。
「豚バラ大根」は残念ながらイマイチな味になってしまったが、「肉じゃが」で失敗するわけにはいかない。下は調理中。
うん、今回は成功というか、安定した味のいつもの「肉じゃが」が完成した。今回は牛肉版の「肉じゃが」。美味である。いっぱいつくったので明日もまた「肉じゃが」である。