ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-01-04(Thu)

 今日の写真は、昨日「ふるさと公園」で撮ったものだけれども、映画『PERFECT DAYS』を観たあと「木漏れ日」というのを探していたときに撮ったもので、「木漏れ日」ではないけれども「冬」らしくっていいかな、とは思う。

     

 3日の朝に目覚めたとき、夢をみたことを憶えていた。初夢というのは元日から2日にかけての夜にみる夢のことというが、江戸時代には2日から3日にかけてみる夢が「初夢」とされていたらしい。そういう意味で、わたしは江戸時代の「初夢」をみたのだった。

 夢の内容はめっちゃマニアックで、ここに書いても誰もが何のことだかわからないようなものだが、自分の備忘録として書いておこう。
 夢でわたしはネットの記事らしいものを読んでいて、その記事は「Best British Folk Group」というような英語の記事で、そのトップ10がリストされている。
 さいしょのページは第10位で、それは「Fairport Convention」。もっと上に来るべきがずいぶんと低いランクだなあとわたしは思っているが、記事には「Famous Folk Rock Band」と書かれていて、そうか、フォークロックのバンドは低評価なのかと思うのだ。
 次の第9位は「Pentangle」。これも評価が低い。「Twin Guitar」と書かれていた。
 第8位と第7位は忘れたが、第6位は「Steeleye Span」で、「Most Successful Folk Rock Band」ということ。そりゃそうだろうが、このリストは商業的に成功したバンドのリストなのかな、とは思う。
 あとのリストは忘れたが、第2位と第1位はわたしのまったく知らないバンドで、それぞれバンド結成は2006年とか2009年とか書かれていて、「そうか、わたしも最近の新しいミュージシャンのことは知らないからなあ」とは思うのだった。
 それだけしか記憶していない夢だけれども、「英語の文章の夢」だったというのが、ちょびっと驚き。

 ちょうど今、パトリシア・ハイスミスの日記とノートブックの洋書を註文しているところで、9日までには到着するということ。その本が到着すれば、じっさいにわたしは「英語の文章」に取り組まなければならないわけだ。はたして、挫折しないで読みつづけられるだろうか。

 この日はテレビも「お正月特番」モードも終わって、通常のニュースショー主体の番組になり、つまり「能登半島地震」と「羽田の旅客機事故」の報道がメインになった。
 能登では道路が遮断されて孤立している地域がかなりあるようで、ヘリコプターからの映像で地面に「SОS」と描かれているところが映されたりする。早く各被災地に食糧や水などの救援資材が届くよう祈る。
 やはり海岸沿いではかなり大きな津波に襲われていた地域があったようで、海岸に船底を見せてひっくりかえっている船舶の姿が何隻も見られたりする。
 羽田の旅客機炎上事故では、機内で乗客の撮影した生々しい映像も放映されていた。ほんとうはあのような緊急事態での撮影行為はやめるべきなのだろうけれども、機内でしばらくは乗客も「待機状態」だったというか、逃げることもできない状態だっただろうし、避難の障害になったわけでもないようで、「貴重な記録」が残されたということは否定できない。あの場合、個人判断で自分の荷物を降ろそうとする方がよろしくない。
 残念ながら、「貨物扱い」で機内に持ち込まれていたペット2頭が犠牲になったようだが、そのことで名の知れた人までが「客席にペットを持ち込んでもいいのでは?」という意見をあげていたようでネットで話題になっていたが、それはたとえ客席にペットといっしょにいられても、避難のときにペットをいっしょに連れ出すことはできず、「機内に残すように」と指示されるだろう。脱出用のシューターは破れやすいということで、ケージなどといっしょに滑り降りることはできないだろうし、そこで飼い主が「残して行けない」などとごねると混乱の原因となり、全員のスムースな避難の妨げになるだろう。今のままでいいのではないのか。

 この日は夕方から、報道を見ての悲しい気分からあまり乖離しないよう、広島の原爆被災者の何年も経ってからの悲劇を描いた『その夜は忘れない』(1962)を観た。主演は若尾文子。ちょっと疑問もある映画だったが、ラストには泣いた。