土曜日。今朝の「ウィークエンドサンシャイン」は後半、先月末に亡くなられたポーグスのシェイン・マガウワンの特集になった。
彼は数年前から健康状態が思わしくないと伝えられていたので、「ついに」という思いもあった。やはり今年亡くなったシニード・オコナーが彼のヘロイン依存から立ち直らせようともし、麻薬依存からは脱したというが、アルコール依存からは抜け出せなかったようだ。
ケルト音楽とパンクを融合させたポーグスの音楽は「今の時代のトラッド」と新鮮だった。「Fairlytale of New York」が大ヒットしたが、この曲の大ヒットがシェインの人生を狂わせたのだ、ということも聞いていた。
現代の音楽のひとつの姿勢を明確にさし示した、偉大なミュージシャンではあった。彼らの音楽を聴きながら追悼。
今日もまた暖かい日になった。やはり17℃とか18℃ぐらいまで気温は上がったらしい。
昨日、郵便受けの中に郵便物の不在連絡票が入っていた。映画を観に行っていた時間に配達があったみたいだ。先日Amazonに注文してあった書籍。気がついたときギリギリその日のうちに再配達してもらえる時間だったのだが、なんだかわざわざ夜の時間に配達してもらうのも申し訳ない気がして、今日の「時間指定なし」で再配達の依頼をした。
そうすると、自分が買い物とかに出かけているあいだに配達があったりすると、また「不在」になってしまうわけで、「これは出かけられない」と、今度は自分の行動がしばられることになってしまった。けっきょくこの日は買い物にも出なかったし、関係ないことだったが。
その郵便は11時ごろに到着し、開けてみると注文した本といっしょに来年のカレンダーも入っていた。ちょっとうれし。机の前に貼っておこうか。
昨日観た『ゴジラ-1.0』のことを思い出し、「けっこう面白い映画だったよな」などと思うのだが、映画館の音量が小さかったことがだんだんに不満になってきて、「やはりちゃんとIМAXとかで観たかったなあ」などと考えてしまう。
それで今日ネットをみていたら、来年公開されるというハリウッドの『ゴジラvsコング』の新作のトレイラーがアップされていた。これが「珍妙」というか、ゴジラの腕がやたらに太くなってしまっていて、ゴジラはその腕を陸上ランナーのように振って、コングといっしょに走るのだ。「あきれてしまう」というか、もうそれはゴジラではないだろう。コングにしてもいつも手に武器を持っているし、何頭もコングの仲間が出てくるようで、もう「猿の惑星」の世界みたいだった。アメリカ人も「こりゃダメだ」と思うんじゃないかな。いっそう『ゴジラ-1.0』の評判が上がりそう。
この日は先日のリベンジで、夕食に「豚バラ肉とダイコンの煮物」作成にトライした。前回は「まさか焦げ付かないだろう」という心の油断がいけなかったわけで、今回はもちろんそのあたりに注意してつくった。
保存してあったダイコンはしなびはじめていて、もう少し放置していれば「アウト」かな、というところだった。無事に救い出せて、フードロスを生まないですんだし、けっこうおいしい煮物に仕上がった。
夕食のあと、また溝口健二監督の作品、今日は『楊貴妃』を観た。溝口監督初のカラー作品で、香港との共作映画だ。
う~ん、こういう題材なら2時間半ぐらいはじっくりと
描かないと無理なんじゃないか、とは思ったのだった。