ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-11-19(Sun)

 この日は、わたしの住む市の市議会議員の選挙投票日だった。定数24に対して29名の立候補者があって、つまりは5人が落選する選挙。
 わたしの家の周囲では特に選挙運動など行われてはいなかったし、意識していなければ、「今日が投票日」などということも忘れてしまいそうだ。
 けっきょくは「無所属の新人」から5人が落選し、選挙前と同じようなことに落ち着くだろうと想像もつき、「結果の読める投票に行ってもなあ」と投票もスポイルしようかと思ったのだが、どんな立候補者も有権者の1票の積み重ねで当選したり落選したりするわけで、「放っておけばなるようになるさ」というのは無責任。
 だから、しっかり投票に行こうと考えるのだが、「政党」で決めるのではなく、そういう落選候補の「無所属新人」の立候補者の政策をみて、「この人ならば」という人に投票しようとは思ったのだけれども、ネットでは今回の市議会選挙立候補者の政策など調べようがないのだった。残念だけれども、あまりやりたくはない「立候補者の所属政党」で投票を決める、ということにしてしまった。

 朝の9時ごろに投票のために家を出たけれども、この日は天気も良くってけっこう暖かかった。投票所に着くと、それなりに投票に来ている人の姿を見かけた。
 投票を終えて近くのコンビニに寄ろうとして歩く道の途中に、大きなデコボコの柑橘類の実っている木を見つけた。けっこうグロテスクで見かけでは食べられそうもない。
 写真を撮って帰宅したあとに「何という実なのか」調べると、これは「オニユズ」とか「シシユズ」とか呼ばれるものだった。名前に「ユズ」と付いているけれども、じっさいはブンタンの一種で、やっぱり酸っぱくって食べられないようだ。

     

     

 今日は午後から「Amazon Prime Video」で、この日で「無料配信」が終わるという、鈴木清純監督の『けんかえれじい』を観た。ずいぶん昔に一度観たっきりの映画で、もちろんほとんど覚えていないのだけれども、主演の高橋英樹のヤバいピアノのシーンとかは記憶していた。

 映画のあとテレビに切り替えて大相撲を見ようとしたら、ちょうど玉正鳳の取組みが終わって、大いにもめているところだった。相手の力士は土俵から落ちた際に額を切り、大流血だったそうな。ヴィデオを見て、わたしは玉正鳳がギリギリ勝っているのではないかと思ったが、審判協議の結果、取り直しになった。その取り直しの一番、玉正鳳はもったいない負け方をしてしまった。
 幕内は、三日目ぐらいまでは「今場所は上位陣が引っ張る安定した展開かな」と思っていたのだけれども、それ以降大関陣関脇陣コロコロ負ける。先場所何とか優勝して、今場所の成績次第では横綱か?と言われていた貴景勝はこの日も敗れ、すでに3敗。横綱の話はなくなっただろう。
 しかし、今場所も優勝ラインは「11勝4敗」とかになりそうな気配。いや、「10勝5敗」で優勝、な~んてことも起きそうだ。

 読んでいるパトリシア・ハイスミスの『愛しすぎた男』は順調に読み進め、明日には読み終えるだろう。しかし小説の中に「マッカートニー夫人」とか「スターキー夫人」とかが登場し、「ビートルズじゃん!」と思ったが、この作品が出版されたのは1960年のことなので、単に「偶然の一致」だったようだ。