一昨日のことになるけれども、夜寝る前にケータイを見ていたら、坂本龍一さんが亡くなられたとのニュースを目にした。以前から癌を患われていて療養中との記事は読んでいて気にはとめていたけれど、先日にはYMOの高橋幸宏さんも亡くなられたところだったし、やはりショックなニュースだった。
わたしはそのまま寝たのだったけれども、寝ていてそんなニュースに影響されたような夢も見ていた。
いろいろな細部のある夢だったようだけれども、今憶えているのは、わたしがあるミュージシャンの未発表音源のテープを持っていて、友だちと会うのだけれども、その友だちは別のミュージシャンのやはり未発表の音源を所有しているという。実はそのミュージシャン2人は、もう1人のミュージシャンとで3人組のユニットを組んでいたのだった。
夢の中でその3人組のユニットが「YMO」だなどと語られてもいなかったし、その夢でわたしの持っていたテープのミュージシャンも、坂本龍一氏とか高橋幸宏氏だったりしたわけではないのだが。
昨日の朝起きると、どこのテレビも坂本龍一氏の死去を伝えていたけれど、彼が最初に咽喉癌と知らされたのは2014年のことだったといい、長い療養期間だったのだなあと改めて思う。苦しくも無念であられたことだろう。
癌の原因はいろいろあるだろうが、どんなに本人が用心していても「遺伝的体質」だとか、その人の「生活環境」によって発病することもあるだろう。「喫煙」が原因と言われることも多く、坂本氏もかつての喫煙癖が遠因だったのかもしれないけれども、ガンガン喫煙していても長寿を全うされてしまう人もいて、こればっかりはわからないところもあるけれども、やはり普通に考えて、喫煙は健康に良くないだろう。
今朝はちょっと気温が低いように思ったけれども、そのあとは暖かくなり、5月並みの陽気になったのだという。この日北のスーパーへ買い物に行くとき、道沿いの家の庭ではもうフジの花が咲き始めてもいた。
今日は火曜日で、その北のスーパーでは二千円以上買えば玉子が158円で買えるという日で、一ヶ月前には玉子は98円だったのが値上げされ、「高いなあ」と思ったのだけれども、今やこのあたりの店ではどこも、玉子は十個で300円ぐらいになっているわけで、158円でも十分に安い。それで先週あたりから買いたいものを買わないで今日のために取っておいて、この火曜日に一気に買うようにして二千円を超えさせるのだった。
世の中では桜の花も散り始めて、スギ花粉とかが飛び交う季節になったらしい。幸運なことにわたしは「花粉症」ではなく、そもそもあまり家から外に出ることもないからツラい思いをすることもないのだが、花粉症の人たちはたいへんな季節なのだろうと同情する。
昨日は岸田首相も「花粉症については、もはや我が国の社会問題と言っているような問題であると認識している」と語ったらしいけれど、「ではど~んな対策をするのか?」というと、まったくわからない。森林を伐採するわけにもいかないだろうし、岸田首相も「今までは認識していなかったけれども、今は認識しているのよ」というぐらいの意味合いなのかもしれない。
そういえば今は「統一地方選挙」で、ウチにも「千葉県議員選挙」の投票用紙が送付されて来たのだけれども、今日このあたりの選挙区の立候補者ポスター掲示板の前を通ると、この地域の定数が2人なのに対して2人しか立候補者がなかったようで、つまり「無投票」で決定してしまったのである。
この地域は1月に「市長選挙」もあるはずだったのだけれども、このときも現職市長1人しか立候補せず、選挙は行われずに現職市長の続投が決まったのだった。
千葉県でも他の地域ではいろいろと選挙熱が高まっているようだけれども、ウチの地域は「無風状態」で、「なんだかな~」という感じもする。
西の駅のあたりは選挙区が異なっていて、そっちでは定数5人に対していちおう6人が立候補していて、かたちとしては「選挙戦」ということになっているようだ。しかしその6人の中に「沖縄の米軍基地を東京へ引き取る党」所属という人物がいて、「そりゃあ<新左翼(古い言い方だな)>なのか?」と思ったら、これはこの立候補者ひとりでやっている党で、ガッチガチの右翼なのだった。
‥‥これでこの選挙区の「定数5」も、決定しているようだ。
今日も昨日に続いて、鶏レバーで「レバニラ炒め」をつくったのだけれども、昨日とは違うレシピでつくってみた。今日の方があっさりした味で、わたしには好みだった。
食事のあと、昨日半分観てあった、フレデリック・ワイズマン監督の『コメディ・フランセーズ 演じられた愛』の残りを観た。