ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-10-30(Sat)

 実は昨日、通勤の帰路のときに、乗換駅の通路ですっ転んだ。階段を踏みそこね、前のめりに階段の上段に左腕のひじを突いた。即座に立ち上がれたので、まあ周りにいた人から見ても「あの人、つまずいたね」ぐらいのものだっただろう(つまり、そこまでに無様なこけ方ではなかったのだ)。でも、からだをかばった左腕はそれなりに痛んだ。「こういうのって、翌日になって痛みが出たりするのだよね」とか思ったものだったが、その予測通り、今朝になって目覚めたときに左腕が痛んだ。「やばいっ!」とは思ったのだが、起き上がってみるとそんな痛みも意識されなくなり、まあ「大丈夫だろう」という感じだ。ちょっと、ワクチン接種のあとの副反応のような感じ。こうやってこの日記に書くほどのことでもなかったが。

 毎週土曜日にかかさずに聴く「ウイークエンド サンシャイン」、この朝は先日亡くなられたチーフタンズのパディ・モローニ氏を追悼して、チーフタンズの特集だった。わたしはけっこう早い時期からチーフタンズを聴いていたし、例えばキューブリック監督の『バリー・リンドン』でチーフタンズの音楽が使われたとき、もうチーフタンズのことは知っていたと思う。しかし、こうやって2時間弱の番組で、番組そっくり「チーフタンズ」の特集がやられるということは、何だか隔世の思いもあった(実はわたしもリクエストを出したのだけれども、残念ながら取り上げていただけなかった)。

 この日は昨日のように、穏やかな秋らしい日だったのではないかと思う。でもわたしは今日は一歩も外に出なかったので、じっさいどうだったのか知らないが。
 午後にベッドに寝て、昨日届いた『オーデュポン伝』を読んでいたが、どうも敷布団が湿っぽくも冷たい感じがしたので、布団を外に持ち出して日干しした。今日の唯一の労働。

 休日なので、ちょっとは手の込んだ料理をつくろうとも考えていたのだが、けっきょくめんどうになってしまい、目玉焼きにふりかけという、情けない献立にしてしまった。
 わたしがそんな夕食をとっていると、ニェネントくんがいつものようにキッチンとリヴィングの境い目に丸くなり、わたしのことをウォッチングしているのだった。

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 明日は「衆議院選挙」の投票日。このあたりの選挙区の立候補者は2人しかいないので、「だれに投票するか」など、考えることもなく決まっている。それで今回は「最高裁裁判官国民審査」のチェックの方が、わたしには重要になる。形骸化した「審査」で、考えることを放棄している人の方が多いのではないかと思うが、だからわたしも放棄していいことにはならない。ちゃんとこういう制度をキチンと活かすように行動すべきと考える。
 まあこういうのは普段から「この裁判官はヤバい」と思っても名前を記憶していることもないから、大きな問題での裁判官の判断をまとめたサイトを参考にすることになる。例えば「米軍基地移設に伴う辺野古サンゴ移植指示は違法か?」とか、「<夫婦別姓>を認めないのは違憲か?」「非正規労働者の退職金不支給は不合理か?」という問題への各裁判官の判断が記載されているのだが、わたしが読んだ限り、4人の裁判官の判断には納得がいかないので、信任しないことに決める。
 もちろん、「最高裁裁判官国民審査」がわたしに重要というのは、「何を決定するか」ということをわたしが考える上で重要だということで、それはもちろん「衆議院選挙」の結果、各党がどのような議席配分になるかということにも当然大きな大きな興味をもっている。多数の議席を得た党が「数の横暴」で国会を無視して「やりたいことをやる」ような政治が繰り返されないことを望む。そして若い人たちも投票所に出かけて投票し、投票率がもっともっと上がるといいと思う。