ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-10-19(Thu)

 昨夜はそれほど寒くならなかったので、寝るときに掛け布団は使わなかった。そしたらわたしが横になってしばらくして、ニェネントくんがベッドの上に跳び乗ってきた。それでもって掛け布団が使われていないのがわかると、さっさとベッドから跳び下りていってしまった。滞在時間5秒。

 今日か明日にはとなり駅の映画館に『アステロイド・シティ』を観に行きたいと思っていたのだけれども、けっきょく今日行くことにした。
 映画は12時半開映で、ウチから駅まで歩いて電車に乗り、となり駅で下車してその映画館まで行くのに30分ぐらい。ちょっと余裕をみて、11時40分ぐらいに家を出た。外は半そででちょうどいい感じだったけれども、映画館の中が寒い可能性もあるので、いちおう長そでシャツを着て出かけた。

 となり駅に着き「何かドリンクを買って行こう」と、自販機だと高いだろうからと駅のNew Daysに立ち寄り、カフェオレのペットボトルを買った。商品の棚には「税込み140円」と書いてあったはずなのに、セルフレジで精算すると161円だった。「話がちがうじゃないか」とは思ったが、もうどうしようもないのであきらめた。‥‥これが、映画館のちょっと先にある自販機では、わたしが買ったのと同じペットボトルが130円になっていて「あらららっ」というところ。

 映画館では、いつもの最後列の中央通路際の席が確保できた。同じ映画館で今、これもちょっと観たいと思っていた『オオカミの家』という作品も上映されているのだが夜の上映だし、明日で上映は終わってしまうので、もうあきらめるしかない(もう一週間上映がつづくと思っていたのだが)。

       

 前情報で「今までのウェス・アンダーソン監督の作品よりややっこしくって解釈がむずかしい」とか読んでいたのだが、たしかに今までのこの監督の作品とテイストの異なるところもあったけれども、そういうところも含めて、示唆に富んだ楽しい映画で、「観て良かった」と思える映画だった。

 映画は2時間弱で、帰りにまた駅前のスーパーに立ち寄り、この日はまた違う種類の生麺のラーメン(2食)が激安で売られていたもので、また買ってしまった。
 けっこう天気も良くって、陽射しがまぶしいぐらいだった。でも長そでシャツを着ていて「暑い」ということもなかった(あとでテレビとか見ていると、この日も「夏日」になったという報道だったが)。
 ウチにたどり着くとちょうど3時。ドアを開けるとニェネントくんが「お出迎え」をしてくれた。
 ひと休みして、ニェネントくんの夕食を出してあげ、わたしはゴロゴロとテレビを見るばかり。

 買って帰ったラーメン、普通いくらぐらいで売られているのだろうと調べてみたら、高いところで570円、安いスーパーのサイトで328円(税抜)だった。わたしが買ったのが118円(税抜)。やっぱあと2袋ぐらい買っておいても良かったかもしれない(まあ味がわたし好みであればだが)。
 この頃ラーメンばかり買っているので、メンマとかチャーシューとかも買い置きしておいてもいい気がするが。
 そういう「安売りスーパー」で思い出したのだけれども、テレビでもときどきそういう「安値のスーパー」の店頭から中継して「こ~んなに安い!」とかやることがあるけれども、先日そういうスーパーからの中継で、スパゲッティ・パスタ麺が5㎏で「1200円」とかやっていて、スタジオのコメンテイターらが「安い!」と歓声を上げていたのだけれども、パスタが5㎏で1200円な~んていうのはちっとも安くなくって、ごくごく普通の価格なのである。わたしは1㎏198円だったりしたら買う。

 あと、このところさまざまなところで「クマ」が人の住居域にあらわれ、クマに襲われて亡くなられたりケガをする人が続出している。
 どうしてそんなにクマが人里にあらわれるようになったかというと、今年はクマの主食である「ドングリ」が相当に不作で、クマは食べ物を求めて行動範囲を広げているのだろうということ。
 わたしは前にも書いたが、ただ「駆除」ということで解決を図る方策には賛成しがたいが、かと言って「なぜ殺した」と役所などに苦情を入れる人たちに与するわけでもない。
 前は人里にあらわれたクマは捕獲して、戻って来れない山奥に放逐したり、子グマの場合は動物園で迎え入れたりも出来たようだけれども、山奥への放逐には想像以上に手間がかかるし、住民はこのやり方に反対の声があるようだ。また、「動物園で」という方も、ちょうど動物園で迎え入れる余裕があれば可能だ、というだけのことだ。
 今はわたしにも人とクマの共存できるいい方策はわからないが、「動物愛護」という精神が活かされることを望む。ただ、今の段階でやむを得ず「駆除」という場合、あまりに残虐な方法でクマの命を奪うことが普通に行われているらしいのだが、命を奪わざるを得ないのなら、ここはまずは「安楽死」ということを考えてはほしい。