ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-10-14(Sat)

 土曜日の朝なので、「ウィークエンドサンシャイン」を聴くことから一日が始まる。この日はグレイトフル・デッドの曲が何曲かかかったので、朝からゴキゲンになるのだった。
 外は快晴で「秋らしい」日和みたいだ。「ウィークエンドサンシャイン」が終わったあと、そのあとのゴンチチの「世界の快適音楽セレクション」は録音にまかせて、入荷したというキャットフードを受け取りに動物病院へと歩くのだった。
 Tシャツの上から長そでシャツを着て、外に出たときには暑くも寒くもなくまさに「快適」なのだったが、キャットフードを受け取っての帰り道には日も昇ってきて、少し汗ばんでしまった。

 歩いていて、わたしの歩く先の道でバッタがジャンプしているのが目に入った。そのバッタが着地した近くに行ってもバッタは逃げないので、カメラを出して写真を撮ってやった。「トノサマバッタ」である。「トノサマバッタ」には緑色型と褐色とがいるのだが、夏は緑色型、秋になると褐色型が多くなる、というわけではないらしい。
 帰宅してその写真を見ると、頭の造形が「騎士」のようでカッコいい(「仮面ライダー」のモデルだっけ?)。

     

 帰り道に跨線橋の上で空を見上げると、いかにも秋らしい「巻雲(すじぐも)」が拡がっていた。今日は「秋」全開である。

     

 昼は部屋でダラダラと過ごし、夕食にまた「ダブリン・コデール」をつくった。この日はウィンナーを少し多めに入れたので、出来上がりはウィンナーの旨味が全体にしみて、とてもおいしかった。たっぷり煮込んだのでじゃがいもがけっこう煮くずれしたけれども、この料理は「煮くずれ」を問題にしない。くずれたじゃがいももけっこうおいしいのだ。
 いっぱいつくったので、明日は一日「ダブリン・コデール」になるだろう。

 夜、ついに読んでいたトマス・ピンチョンの『メイスン&ディクスン』を読み終えた。読むのは2回目で、今回はけっこうじっくりと読み、1回目よりもしっかり内容を把握できたとは思うけれども、やはり膨大な内容の書物、今回も読んでいてわからなくなってしまったところはいっぱいある。おそらくは読み返すたびにその印象も変わり、新しい発見もある、そういう種類の本だろう。
 読み終えると、またもう一度読み返したい気もちにもなってしまうのだけれども、とにかく上下巻合わせて1100ページの本、気軽に読み返すというわけにはいかない。

 しばらく「Amazon Prime Video」とかであまり映画を観なくなっているけれども、最近また有料チャンネルの割引キャンペーンとかやっているようで、わたしは前からそのチャンネルでだけ観ることのできる黒沢清監督のVシネが観たかったので、読書の方が一段落したこともあるししばらく契約しようかと思う。若尾文子の主演作品とかもいっぱいあって観てみたいが、「邦画」というのはセリフが聴き取りにくかったりするのが難。