ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-04-08(Sat)

 朝起きて、ベッドから降りてキッチンへと歩くと、足のふくらはぎの裏側が痛んだ。感覚として「筋肉疲労」のようでもあり、昨日歩き過ぎたのかという印象だが、昨日はたしかに国分寺まで出かけたが「歩行」としては大して歩いてはいないはず。毎週月曜日の「ふるさと公園」への散歩の方がよほど長い距離を歩いている。
 考えたのだが、昨日は駅の階段を上り下りするときに「めんどいなあ」と思い、階段としては間隔の広いステップに歩幅を合わせにくかったことが思い出された。どうやらあの階段を歩くことで足に負担をかけたのではないかと思う。階段といってもせいぜい1階分の上り下りで、まったく「足への負担」などという次元ではないはずだけれども、他に理由も思いつかない。
 去年仕事をしていたときには、巡回でビルの7階から地下まで毎日、何度も上り下りしていたのだけれども、たしかに仕事を辞めてしまってからは「階段の昇降」ということはまったく行わなくなってしまっている。そういう、「階段の昇降」に使う足の筋肉の能力が、弱まってしまっているのだろう。これからは「散歩」とかで長い距離を歩くだけでなく、例えば東のスーパー(ショッピングモール)に行ったときなど、意識して階段を使うべきだろうかと思う(ウチの近辺には駅の階段と、そのショッピングモールの階段ぐらいしか「階段」というものはない)。
 とにかくは、この「足の痛み」が早く回復してほしいわけだが。

 この日は土曜日で、朝はFMでピーター・バラカン氏の『ウィークエンド サンシャイン』オンエアの日。今週はピーター氏と所縁の深い坂本龍一氏が亡くなられ、番組全部その特集になるかと思っていたのだけれども、一月に高橋幸宏氏が亡くなられたときも特に「特集」はやっておられなかったわけで、番組の冒頭で「いずれ、(内容を考えて)特集を組みます)ということだった。1週間、2時間では坂本氏、高橋氏の「追悼」を組むには時間が足りないだろうと思った。
 『ウィークエンド サンシャイン』に続いては、9時からゴンチチのお二人のナヴィゲートでの『世界の快適音楽セレクション』。この日は「Busy」の音楽の特集ではあったが、さっそくその特集のしょっぱなに「Janet Klein & Her Parlor Boys」の曲がかかった。「ああ、ジャネット・クラインという人、いたなあ(今もいるはずだけれども)。昔はけっこう聴いていたはずだ」と思い出すのだった。記憶が失せてしまい、こういう昔聴いていたミュージシャンの名前も忘れてしまっている。流行に関係のない音楽をかけてくれるこの番組は、一面でそういう忘れかけていたミュージシャンのことを思い出させてくれる。

 『世界の快適音楽セレクション』が終わり、北のスーパーへ買い物に出かける。今日は朝食のバナナとバターロールパンぐらいしか買う必要のあるものはなかったのだけれども、なんだかんだと「おつまみ」系のものを買ってしまう。これだからアルコールがとまらない。
 3月の支出の決算はまだ出していないけれども、3月あたりから、いろいろと食費は増加しているのではないだろうか。
 スーパーへの道の途中、そばの家の小さな庭にチューリップやパンジーなど、春の花がまとまって咲いていた。もうすっかり「春」だ。

     

 帰宅して昼食は「焼きそば」ですませ、そのあとは「Amazon Prime Video」で「何かドキュメンタリー映画を観ようか」と思い、そういう「食」の問題を取り上げた『フード・インク』を観るのだった。
 そのあと、読んでいるパトリシア・ハイスミスの『回転する世界の静止点』を読んだ。昨日もこの本はけっこう読み継いでいたので、そろそろこれまで読んだ分の感想を書いておこうかと思う。

 夜、寝ようと思ってベッドに入ったら、この夜はけっこう気温が低くて寒い感じだったので、掛け布団の上に毛布を拡げてかけて寝た。そうするとしばらくしてニェネントくんがベッドの上に駆け上がって来て、わたしのおなかの上で丸くなってしまった。
 そうか、やっぱり「わたし」と「毛布」との組み合わせが好きでいてくれるのだなあ。もうこれからはこういう機会も、秋が終わるまでなくなってしまうのだろう。残念だなあ。