昨夜はわたしが寝ているとニェネントくんがベッドに跳び乗ってきて、わたしと並んですわり込んでしまった。「これはうれしいな」と思っていたのだが、わたしは本を読んでいて、ニェネントくんがいるのを忘れてニェネントくんの方に手を伸ばしてしまい、ニェネントくんに当たってしまった。それでニェネントくんは「やめてよね~!」って感じで、ベッドから跳び下りて行ってしまったのだった。そのあとはもう、ベッドの上にあがってくることもなかった。残念なことをしてしまった。
写真は昨日の日暮れどき、ウチの窓から西の空を撮ったもの。このあとしばらくして黒い雲が空を覆い、けっこう激しい雨が降り始めたりしたのだった。
今日も昼までは秋っぽい、いい気候になったようだったけれども、わたしは一日部屋にこもりっきりではあった。朝起きてからしばらくは上から何か羽織らないとちょっと寒い感じなのだけれども、午後になって3時とかになると部屋にいても少々暑い、ということになる。
先日、イスラム組織の「ハマス」が、パレスチナ暫定自治区のガザ地区からイスラエルを急襲し、多くの犠牲者が出るという事態になった。これに対してイスラエルは「ハマスとの戦争だ」と宣言し、ガザ地区のハマスの拠点などを空爆することになってしまった。またこの世界の中に無意味な血が流される「戦い」が始まったと、暗鬱な気もちになってしまう。
まず、今回の「ハマス」による一方的な攻撃は非難されるべきだ。このときイスラエルでは野外フェスティヴァルが行われていたといい、そこにハマスが攻め入って無防備な多くの若者が犠牲になったという。
そもそも「野外フェスティヴァル」というのは「平和」を象徴するイヴェントであったはずで、そういうところに武器で攻め入るというのは、人の命だけでなくその心をも徹底的に踏みにじる行為だと思う。
しかし、昨日になってイスラエルはガザ地区の市街地への空爆を開始して、多くの一般市民が亡くなられた。何ということ。まさに泥沼。アメリカのバイデン大統領はアメリカのこれまでの既定路線通り「イスラエル支持」を表明したが、このような「血で血を洗う」戦闘をストップさせるために尽力すべきだとは思う。まずは単純な思考としても、「ウクライナ」にも「ガザ」にも平和が戻ってほしいものだ。
前に「産経新聞」など一部メディアによる「川口のクルド人問題」の取り上げ方に疑問を書いたが、その後もそういう記事は継続して書かれていて、Yahoo!Newsなどでも読むことが出来てしまう。それが先日のニュースでは、ある団体が川口で「クルド人排斥」の集会を開こうとしたらしいのだが、川口市民の訴えで中止となったという。
だから実は川口市民はクルドの人たちと友好な関係を築こうとしているというのに、外からやってくる連中がぶち壊そうとしているわけだ。この「クルド人排斥集会」、産経新聞などがバックアップしているともいえる。メディアによる「レイシズム助長」こそ排斥されなければならないだろう。
あと、日本各地で「クマに襲われてケガをした」という報道が相次いでいるみたいだ。
今年はクマの食糧である「ドングリ」などが不作で、クマは食べ物を求めて人間の領域に降りてきたりしているという。むずかしい問題だけれども、やはり人間を襲って傷つけるクマは、駆除するしかないとは思う。ただ、クマが人間の住居地にあらわれたからといって即駆除するという対処の仕方になるようだと、再考すべきだろうとは思う。
ネットを見ていて、今はクリント・イーストウッドの昨年公開の作品『クライ・マッチョ』がAmazon Primeで観ることができると知ったもので、午後から観たのだった。
「傑作」とは言えないだろうけれども、観ていて気もちの穏やかになる佳作だった。わたしはこの映画は好きだ。