ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-10-04(Wed)

 この日はわたしのそばでゴロゴロしているニェネントくんをつかまえて、久しぶりに体重を測ってみた。ニェネントくんは体重計の上でじっとしていないのでなかなかしっかり測れずに、しばらく測っていなかったのだけれども、先日動物病院に行ったときに5300gもあってびっくりし、しばらく食事量をちょっと減らして「減量」を試みていた。
 その「成果」を見てみようというつもりだったが、体重計の上にのせられたニェネントくんはやはりジッとしてなくって、「動かないでよ」と押さえるとひっかかれてしまったりしたのだった。
 それで、しかとはわからないのだけれども、やはり5300gぐらいはあったようで、つまり「減食~減量」の効果はまるっきし出ていないのだった。

 不可解だ。「わたしに隠れて何か食べてるんじゃないか」などと疑ってしまったりするのだが、そんなわけはない。もう今以上に食事量を減らすことも考えられず、「どうしたものか」とは思うけれど、当分は今のままで様子を見てみようと思う。それにようやく涼しくなってきたので、去年手術を受けた動物病院に電車で出かけ、「健康診断」を受けようとは思っているのだが。

     

 今日は一歩も外に出なかったけれども、けっこう天候もくずれて雨になったりもしたようで、すっごい涼しい一日になった。テレビでも、今日の最高気温は22℃ぐらいで一気に「十月下旬」の気候になってしまったと言っている。ちょっと落差が大きすぎる。
 これが明日はまた最高気温は28℃ぐらいに上がるそうで、また半そでシャツの出番になりそうだ。
 わたしは明日は国分寺の「てんかんクリニック」に行く日で、今日のような雨にならないのならいいけれども、また汗をかくのはもうゴメンだと思う。

 沖縄の辺野古基地移設工事について、沖縄県辺野古の軟弱地盤の埋め立て工事の困難さ、環境への影響、新基地完成の見通しが立っていないことなどを理由に一貫して国の承認指示に応じずに来たのだけれども、国はついに防衛省の設計変更申請の承認を求める代執行訴訟を起こしたという。これで国が勝訴すれば工事が進められることになる。
 岸田首相は「国民の声を聞く」といいながら、ここでも沖縄県民の声を聞くこともないわけだ。さらに本土のネトウヨ連中は基地建設に反対する沖縄県民は「サヨク」で、中国と通じているのだなどとのたまう。
 だいたい、当初は2022年には完成を目論んでいたのが、軟弱地盤が発覚した地域ではいまだに土砂の投入さえ始まってはいないというし、これが土砂を投入すればいいという問題ではないのだ。「軟弱地盤」というのはここでは例えば「豆腐」を固めてその上に滑走路をつくるというようなもので、いったいどれだけの作業を進めればいいのかも不明らしい。
 国が「どうしても辺野古に基地をつくる」というなら、もうやってみればいい。思うとおりに工事が遂行できるものかどうか。
 これが問題の「大阪万博」の会場予定地もまた、このような「軟弱地盤」だという話もあり、どっちもエラい問題を抱えているものだと思う。これで「沈没」するのは工事地区の地盤ではなく、「日本経済」だったりして。

 読んでいる『メイスン&ディクスン』も今日から「下巻」に移るというので、ブレイクを入れるつもりでこの日の昼には映画を観ることにした。
 先日『2001年宇宙の旅』を観たわけだから、今日はそれ以降に撮られた「ポスト2001年」といえるようなSF映画を観ようと、クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』という映画を観た。
 感想はまた別にも書くけれども、実力派の俳優たちが数多く出演していてそういう点では楽しめたところもあるけれども、『2001年宇宙の旅』にモロに影響を受けているところもあるし、まずは「撮影」がまったくよろしくない。そしてストーリーは「難しそうなことを語りながらの『こどもだまし』ではないか」ということになる。すっごいガッカリした。

 夜、ネットを見ていると、先日の「ジャニーズ事務所」の記者会見で、会見の運営を委託された会社がその記者会見において、質問の指名を避けるべき記者の名を連ねた「NGリスト」を作成し、そのリストに従って記者会見を進行していたことが暴露されてしまった。
 これは運営会社が会見をスムースに行うために独自に作成したとして、「ジャニーズ事務所」はこの件にはノータッチだとのたまったという。ま、信じることは出来ないですね。
 どうも「ジャニーズ事務所」は記者会見に元社長も出席しなかったし「うまくやり過ごそう」という気もちが強いようだ(ビッグモーターの記者会見に倣ったのだろうか)。そこには「事務所の名前にもなっている創設者が、立場を利用して千人を超える少年らに性的暴力をはたらいていた」という前代未聞の事件を知りながら隠していた「当事者」として、根本的なモノが欠けているのではないだろうか。だから会社の名前に「SMILE-UP」などという「ふざけてるの?」というようなネーミングをする。もっとちゃんと、真摯に問題を考えられるような外部の人間をトップに迎えるべきではないだろうか。