ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-09-26(Tue)

 先週からようやく、いくらか秋らしい涼しい日がつづくようになった。涼しくなったせいなのかどうなのか、ニェネントくんの行動に変化がみられるようになった。
 今まではわたしがベッドで寝る夜になっても押し入れの中にこもってばかりで、たまに押し入れから出てきて、わたしのそばのキャットタワーのてっぺんで丸くなってまどろむのだけれども、それでもあまり長くそこにとどまることもなく、また押し入れに戻ってしまうようだった(わたしが寝ているときなので、確かなことはいえないけれども)。それでわたしが目覚める頃になるとベッドの下の床の上でわたしが起き出すのを待っている(朝食を待っているのだ)。
 それが先週、涼しくなってからは夜のあいだずっと、キャットタワーの上にとどまるようになっている。

 やはり暑いときは、押し入れの中の方が温度も低くって快適なのだろうか。それが涼しくなって押し入れの外でも充分涼しいね、という気分になったのだろうか。
 去年の夏から秋に移るときにはニェネントくんがどうしていたか、あまり記憶にないのだけれども(ベッドの下にもぐり込んでいたような記憶もあるが)、季節の移り変わりで「お気に入りスポット」も変わるのだろう。これがもっと季節が進んで寒い冬になると、夜にはわたしが寝ている布団の上に乗ってきて、わたしと並んで寝るようになるのだ。

     

 涼しくなったので食事も「温かいもの」で平気になり、昼食はインスタントラーメンにして、夕食には冷蔵庫に残っていたトマトを使い、豚肉、じゃがいも、ニンジン、タマネギとで「トマトのシチュー」をつくった(ちょっと味が濃すぎたが)。
 「トマト」というのはひとつ問題で、冷蔵庫にストックがないと寂しい気がするのだけれども、ではトマトがあればどんな献立にするかというとそんなにキャパシティはないし、ほかの野菜に比べて傷むのも早い。いつも「冷蔵庫にトマトが残っている、どうしようか?」と考えてしまうことになる。トマトは好きなのだけれどもね。

 来週からはもう10月になるけれども、その10月1日から悪評高い「インボイス制度」が実施されることになる。このインボイス制度に反対、抗議する署名は50万を超えたというが、昨日は首相官邸前で、反対署名を提出しインボイス制度の中止を求める人たち、「インボイス制度を考えるフリーランスの会」(STOP!インボイス)による集会が開かれたのだが、首相官邸では署名の受け取りを拒否したらしい。
 「インボイス制度」というのはまずは個人事業主フリーランスを圧迫する制度であり、まさに「弱者いじめ」の政策。
 岸田首相は「国民の声に耳をかたむける」と語っていたが、「マイナンバーカードと保険証との紐付け」といい、この「インボイス制度」といい、「国民の声に耳をふさぐ」ことばかりをやっているみたいだ。先日の「内閣改造」も「なんだかな~」というモノだったわけだし、その内閣改造直後に行われた支持率調査でも、前回調査よりさらに下落している始末。何とかならないものだろうか。

 今日は読んでいる『メイスン&ディクスン』はあまり読み進められなかった。「今月中に上巻を読了」という予定も、苦しくなってきた。
 メイスンもディクスンも立ち寄った各地でさまざまな現地の居酒屋(パブ)に入り浸るのだけれども(英語版Wikipediaにも「この二人は大の酒好きだった」と書かれていたが)、昨日読んだところには「世界最果(ワールズ・エンド)亭」というのが出てきて、それはエドガー・ライト監督の『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』に登場するパブと同じ名のパブなわけで、「エドガー・ライトはこの『メイスン&ディクスン』を読んでタイトルのパブの名にしたのか?」などとは思ってしまった。