ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-09-21(Thu)

 パソコンの修理を依頼した店から火曜日に電話があり、データ修復不能とのことでわたしはこれ以上の修理は断ったことは前に書いたが、そのパソコンを引き取りに「今週中にうかがいます」と言ってあったので、今日か明日には引き取りに行かなくてはならない。
 明日は買い物に行く予定もあるので、今日引き取りに行った方がいいだろうと考えたが、そのパソコン修理店の近くの映画館で今、森達也監督の『福田村事件』をやっているわけで、公開され始めたときから「みたい」とは思っていたわけだし、「ちょうどいい」とこの日観に行くことにした。

 『福田村事件』は関東大震災の混乱時、ここからさほど離れてはいない今の野田市で、朝鮮人と誤認された四国からの行商人9人が地元の自警団らによって虐殺されたという忌まわしい事件の映画化なのだけれども、ちょうど今、テレビの朝ドラ『らんまん』もまさに関東大震災のときで、ドラマの中で「自警団に気をつけて!」というセリフも聞かれたのだった。

 映画の上映は9時45分からで、9時オープンのパソコン修理店に先に行って、パソコンを引き取ってから映画館へ行ってちょうどいいだろう。
 わたしはその映画館のサイトをよくチェックするのだが、この映画が公開された当初は連日満席の大入りだったらしい(事件の起きたのが映画館からあまり離れていないところだったということも、観客動員の後押しをしたのかもしれない)。でも公開からしばらく経った今は、そこまで混み合ってはいないみたいだ。

 9時前に家を出て、駅への道を歩いたが、空を見るとやはり雲行きがちょっとあやしい。昨日のような激しい雷雨は2~3日つづくことがあるから、要注意だな(ちゃんと折りたたみ傘は持って出たが)。

     

 電車に乗って9時10分ごろにとなり駅に着き、まずパソコン修理店に行ってパソコンを引き取った。それなりの修理費(手数料)はかかったけれども、「どこが壊れているのか」ということもわかったわけだし、仕方がない。

 ちょうどいい時間に映画館に着き、わたしのお気に入りの「最後列、中央通路際」の席も取れた。この回の観客は50人ぐらいだったかな。
 日本映画鑑賞の悩み、方言のセリフもあって「セリフが聴き取りにくい」という問題はあって、前半のドラマの内容がイマイチわからなかったところはあった。あとで知ったが、この映画のパンフレットには脚本も採録されていて、とても充実した内容だったらしい。買えばよかったかも。

 映画が終わってちょうど昼食どき。久しぶりに「外食」してみようか、などとちょっとだけ考えたけれども、コンビニでサンドイッチでも買って帰ろうと電車に乗り、帰り道のコンビニに立ち寄ってみたが、食べたかったサンドイッチは売り切れてしまっていた。しょうがない、帰宅してしばらく前に半額で買ってあった「カップ焼きそば」を食べることにした。
 帰宅してそのカップ焼きそばをつくって食べたが、な~んかソースが甘ったるくって「おいしい」と思えるものではなく、我慢して食べた(「半額」だったから、しょうがないとあきらめよう)。

 テレビのニュースを見ていると昨日の豪雨のことが報道されていて、もちろん豪雨はこのあたりだけのことではなかったのだけれども、さっきわたしが行っていたとなり駅の構内コンコースで壮大な雨漏りがしている映像が流されたし、昨日道路が冠水していたらしいウチの東の方では、「冠水」どころか、乗用車が道路で「水没」してしまっているのだった。

 夕方からは「大相撲中継」を見る。体調も悪いようで「もう今場所は全敗なのではないか」と心配した十両の玉正鳳だが、負け越してはしまったけれども昨日今日とは連勝。あと3日間、がんばってほしい。
 今場所は大関陣はふがいない成績で(まだ貴景勝は優勝の可能性があるが)、今場所新大関に昇進した豊昇龍は勝ち越しも危うい成績だ。前半調子が良く「ついに悲願の初優勝か?」とも思えた高安は、またいつものように大事なところで負けてしまうのだった。今は先場所十両優勝した熱海富士という力士がトップを走っているけれども、これから上位陣と対戦させられるのできびしいだろう。
 今場所の優勝ラインは11勝4敗で、先場所につづいて優勝決定戦になるのではないかと思う。
 今まで楽しい解説を聞かせてくれた北の富士は年末に手術をされ、それ以降解説はお休みしている。もう年齢的にも「復帰」されないのではないだろうか。テレビでは日替わりでいろんな人を解説に呼んでいるが、無口でつまらない解説の人が多い。そんな中では元寺尾の錣山親方の解説が真っ当でわかりやすく、もっとこの人を解説に呼べばいいのに、とは思った(あとはやはり栃ノ心を!)。

 今日は読んでいる『メイスン&ディクスン』を多少なりと読め、あと残りは20ページほど。明日には読み終えられそうだけれども、やはり、もういちど最初っから読み返したいという気もちが強い。