ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-08-25(Fri)

 昨日クリニックからの帰りに近くのコンビニに立ち寄るために、いつもは歩かない住宅地の中を歩いたのだけれども、その途中の道の上で、ネズミが死んでいるのを見てしまった。何よりも「ネズミ、いるんだ!」という驚きが大きかった。
 このあたりはよくいわれる「ハクビシン」や「アナグマ」とかの姿を見たことはなく、近所に林もあってそういう動物の棲息には向いているような地域だという気はしていたが、「きっとそういう野生動物はいないんだろう」と思っていた。それが「住宅地に棲息する動物」のスタンダード、「ネズミ」が今なお棲息していたのだ。
 ウチから500メートルぐらいしか離れていないところだったし、ウチだって、知らないうちにネズミが夜な夜なキッチンとかを徘徊するようになったらたいへんだ。まあウチにはニェネントくんがいるから、彼女に「ハンティング」能力の期待はできないにしろ、追いかけて追っ払うぐらいのことはやってくれるのではないかとの「希望的観測」はあるが。
 そのネズミは、どうやら車にでもブチ当たってお亡くなりになられたようだった。別に体がぐちゃ~っとつぶれているわけでもなかったし、ついつい写真も撮ってしまった。とにかくは「死体写真」だ。さすがにこの日記にアップするのはためらわれたが、PCにはしっかり保存した。
 ネズミの代わりに、また「空の雲」の写真をアップしておこう(このところ、空の写真ばかり撮っているが)。

     

 実は、明日は室内の火災報知機の交換が行われるというので、業者の方が訪れてくる。この室内によその人が足を踏み入れるのは4~5年ぶりのことになるし、室内は実のところ散らかり放題で、まあ写真でよく見る「ゴミ屋敷」にはまだまだ程遠いとは思うけれども、散らかっていることは散らかっている。それで今日はぼちぼちと掃除などをやるのだった。

 掃除というのは始めてみるとキリがないものというか、しばらくマトモな掃除もやっていなかったもので、「あっちも」「こっちも」となって、なかなかに終わらないのだったし、「もうこの場所はこれ以上手をつけるのはやめておこう」みたいなことにもなるのだった。
 まあ、こういうことでもないと「掃除しよう!」なんてこともない怠惰な生活ぶりだから、こうやって「掃除しなくっちゃ!」みたいになることは、結構なことかもしれない。

 中国は、日本からの水産物の輸入を全面停止にすると発表した。実は、中国は日本の水産物の最大の輸出先なのだ。特に北海道産の「ホタテ」や「ナマコ」は、国内消費を大きく上回る量が中国に輸出されているという。
 これらの漁をする漁業者らには大きな大きな問題なのだが、日本の閣僚らは「断じて受け入れられるものではない」というばかり。受け入れるも受け入れないも、中国が「もう買わない」といっていることにそういう対応はある意味ナンセンスだろう。やらなければならないのは、誠実に「処理水は安全なのだ」と説明して輸入禁止を撤回してもらうこと。それができないなら、「中国には買ってもらわなくて結構」という姿勢をつらぬくなら、国内の漁業関係者に政府として「補償」すべき。この事態は政府の責任なのだから。

 この国内でも「処理水は汚染水で安全ではない、すぐに放出をやめるべき」との声も聞かれる。
 しかし、福島第一原発廃炉作業で出る「処理水」は溜まる一方なわけで、今そのタンクの数は1000基を超えていて、もう限界に近づいている。処理水を放出すべきでないという人々は、ではいつまでもタンクを増設して処理水を貯め込むしかないというのだろうか。そのあたりの将来的展望を語っていただきたい。
 わたしも、経済産業省のサイトに書いてあるような「海水で薄めているから安全」という姿勢は、核物質に関しては「それは違うだろう」とは思っている。その前に「安全」に向けてのさまざまな処理をやっているはずで、だからこそ「処理水」というのだろう(これがウソのごまかしだということもあるだろうが)。
 昨日も書いたように、そこのところをもっと説明してほしいのだ。

 そういうわけで、この日も映画を観ることはなかった。夜は寝る前にまた『賜物』の読書。ここでようやく主人公フョードルの恋人、ジーナ・メルツが正式に(?)登場してきた。これまでだって彼女の影はちょくちょく見かけられたし、フョードルが新しい下宿に転居を決めたのも、書かれていなかったが、その下宿先の家族の娘がジーナだったからだろう。とにかくは面白くなってきた。