ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-05-07(Fri)

 昨夜、寝付く前に『ジェイムズ・ジョイス伝』をちょっとだけ読んだせいで、奇怪な夢を見た。夢の中でわたしはジェイムズ・ジョイスについて調べているようなのだけれども、そこで「新しく発見された」という、ジェイムズ・ジョイス1920年代に製作したという「アニメーション」をみている。そのアニメーションは、大きな黒い丸の中にいくつもの小さな丸(多少色が付いていたような記憶がある)が、その丸の下に茎のような細い線を2~3本ずつ生やしながら、ピコピコと動いているというようなものだった。わたしは「ああ、1920年代でこういうアニメーションがつくられていたのか」とか思っている。そのアニメーションへの「賛辞」みたいなものもあって、まさにわたしが寝る前の「体験」が、そのまま「夢」になったような感じだった。

 今日は昨日の仕事がきつかったので、手を抜けるところは出来るだけ手を抜いてやった。
 今日も曇っていて、「また夕方から雨になるだろうか?」という感じだ。仕事からの帰り、久しぶりに自宅駅の南にまわり、ドラッグストアで買い物をして「ふるさと公園」に行ってみた。

 「やはりこの頃、あまり鳥たちの姿が見られなくなったな」と思いながら公園の中を歩いていると、いつものコブハクチョウが二羽、水辺に並んで羽根づくろいをやっていた。「二羽並んでいるのは珍しいなあ」とカメラを向けると、右のハクチョウの足もとになんか白いかたまりがあって、それがうごめいているみたいだ。よく見ると、それはハクチョウの雛だった。三羽いる。

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 わたしがこの公園に来るのは十日ぶりになるから、そのあいだに孵化したということだろう。以前からずっと、コブハクチョウの一羽が葦の茂みの中で丸くなって全然動かないな、とは思ってはいたけれども、そうか、あそこが「巣」で、卵を温めていたのだ。
 わたしはだいたいどんな鳥でも、こういう「親鳥と雛」の姿を見るの初めてだから、興奮してしまった。

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 見ているうちに親鳥も羽根づくろいも終わったのか、二羽いっしょに池の中に入って行った。三羽の雛鳥も、親について池に入って行った。もう泳げるのだな。

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 五羽のコブハクチョウの家族が、池を並んで泳いでいる。こんなにほほえましく、かわいらしい生き物のナマの生態を見ることが出来たのは、ほんとうにラッキーだった。

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 わたしも最近は「ゴミ問題」とか「COVID-19問題」とか、考えるのもイヤなこともあったりするのだけれども、こうやって「これこそが<幸せ>でしょう」というような鳥たちの姿を見ると、ほんとうに気もちが癒される思いがする。これからは、この公園に来れば雛たちの成長をずっと観察することが出来るのか。うれしいことだ。
 「雛たちが無事に大きく育ってほしい」とは思うのだが、帰宅して「コブハクチョウ」のことを調べてみると、実はこの鳥はこのあたりではちょっとした「害鳥」で、特にこの時期、農家が田植えを終えたばかりの水田に入り込み、稲をバンバン食べてしまうということなのだ。農家はハクチョウを駆除するわけにもいかず、ただ脅して追い出すだけなのだが、けっきょくまた鳥は戻ってきて、それこそ「イタチごっこ」になっているということだ。
 この手賀沼周辺には、今150羽以上のコブハクチョウが棲息しているということで、対策には頭を悩ませられているということらしい。たんじゅんに「かわいいね~」とばかりも言っていられない現実もあるわけだ(でも「かわいい」が)。

 そんな、ホクホクした気もちに水を差すように、夜にはスカスカ首相が「緊急事態宣言」延長発表の記者会見を行った。内容のない「延長発表」の朗読のあとに記者からの質問を受けたのだが、記者からの「国民の命とくらしを守ることと、五輪・パラリンピック開催の両立は可能なのか」との質問に、何の根拠もなく「国民の命や健康を守り、安全安心の大会を実現することは可能」と答えた。冗談じゃない。「安全安心」なのはスカスカ首相自身、その周辺一部のことかもしれないが、わたしを含めて国民は、これっぽっちも「安全安心」などとは思うことも考えることも想像することも出来ていないのではないだろうか。

 この5月中旬には、悪名高いIOCのバッハ会長が来日する予定もあって、「実は先の<緊急事態宣言>が11日までの予定だったのは、バッハ会長の来日に合わせてことだったのではないか」とも語られていたのだけれども、昨日になってアメリカのワシントン・ポスト紙がバッハ会長を「ぼったくり男爵」と批判するし、他の海外メディアからも「東京オリンピックは中止すべき」との声が大きくなっている。日本でも、前の東京都知事候補者だった宇都宮健児氏がSNSで東京オリパラの開催中止を求めるオンライン書名を求めたところ、短期間に20万を超す署名が集まっている。

 もはや、国民の声、世界の声を聞こうとしないスカ首相は「犯罪者」の域であり、彼の存在のために日本人は「安心安全」からは程遠いところに隔離されている。
 まあ数年もすれば彼の名は「憲政史上最低最悪の為政者」として記録されることだろうが、今げんざい、その「憲政史上最低最悪の為政者」から大被害を受けているのが「わたしたち国民」なのである。
 このことに関して、わたしもこれまで以上に実生活上でも「意思表示」をしようと思っている。