ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-07-25(Tue)

 昨日「ふるさと公園」へ行き、その帰り道に「野良ネコ通り」を歩いたとき、道沿いの駐車場の車の下に「ヒゲ殿下」がいるのを見た。もう今は、いつもの車の屋根では暑すぎてまどろむことも出来ないことだろう。しばらくは屋外生活にはきびしい季節だけれども、しっかり生き延びてもらいたいものだ。

     

 気象予報では今日、明日とまさに「猛暑日」になると言っていて、このあたりでも軽く35℃は超えてしまいそうだと言う。
 ニェネントくんはいちおうウンチも出て、そこまでに喫緊に動物病院へ行かなくってもいいかとは思うけれども、「猫ニキビ」もまだ改善されていないし、後ろ足で顔を引っ搔いての「傷あと」もまだまた消えない。もうちょっと涼しければ動物病院に行きたいのだが。
 わたしは木曜日か金曜日に内科クリニックで「特定健康診査」っていうのを受けなければならなくって、面倒くさい。それよりも「眼」が確実に何かの炎症で、眼科医に行く必要があるだろう。

 昨日札幌の「首なし殺人事件」で29歳の女性とその父親の精神科医とが逮捕されたのだけれども、今日になってその母親もまた逮捕された。「家族ぐるみの犯罪」ということのようだが、どうも今日までの報道の展開では、わたしが勝手に想像したような「カルト」的な動機、ということではないようだ。
 一方この日は、昼前から今問題になっている「BIG MOTOR」の不祥事をめぐって、「BIG MOTOR」社長ら首脳陣による「記者会見」がテレビでも中継されていた。
 これまでの報道を目にしていた限りでは、その「不祥事」は社長ら上層部の指示で行われていたのだろうとしか思えなかったが、この日の会見で社長は白々と「全く知らなかった」と語っていて、すべて工場長らのやったことだと語るのだった。ま、こういう「ウソ」がまかり通ってしまうようなら「日本の未来」は暗いな、などと思ってしまう。この社長は、社員から命を狙われることにもなりそうだなあ。

 この日は、ちょっとずつ読み進めていたウラジーミル・ナボコフの『プニン』をようやく読み終えたのだが、読むのに時間をかけすぎてしまって、小説の中の大事なポイントをさいごには忘れてしまっていた。情けないことで、これからは本を読むのならもうちょっと集中して読まなければならないと思うのだった。この『プニン』も、もういちど読み直さなくっちゃならないだろう。

 昼過ぎからは、タランティーノ監督の『パルプ・フィクション』を観た。むうむ、これはテイストとして先日まで観ていた黒沢清監督の『勝手にしやがれ!!』シリーズを思い起こされるところもあり、タランティーノ映画の影響の大きさを思わせるのだった。
 タランティーノ監督は「10本の映画を撮ったら映画監督を引退する」とずっと言っていたらしく、今げんざい、その10本目の作品の製作にとりかかっているらしい。それで近々日本でも『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』というドキュメンタリーが公開され、それと同時に『パルプ・フィクション』もまた、期間限定ロードショー公開されるらしい。