ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-07-13(Thu)

 ニェネントくんがこの頃ちょっと「ぐた~」としているようで、心配ではある。朝食のあとしばらくわたしのそばでまどろんでいるのだが、そのときも床にべたーっとお腹をつけて寝そべっているし、しばらくすると和室の押入れの中に引っ込んでしまう。
 体調が良くないのだろうかと心配になるが、「ニェネントく~ん、おやつだよ!」と声をかけ、「ちゅ~る」を手に持ってガサガサと振ると、すぐにいそいそと押入れから跳び出して来る。その様子をみていると「元気そうだな」とは思うのだが。
 いつまでも押入れに籠っているのかと思っていると、いつの間にかキッチンに出て来ていて、わたしに近いところでまどろんでいたりする。
 夜も、わたしがベッドで寝ているとやはりいつの間にか、わたしのそばのキャットタワーの上に来て丸くなっている。
 下の写真はわたしが寝ているとき、キャットタワーの上に来ているニェネントくんを、初めて新しいスマホの「フォト機能」で撮ってみた1枚。

     

 しかしニェネントくんの「抜け毛」は毎日すごいことになっていて、ブラッシングしてあげると毎日のように、すぐに直径3センチぐらいの「ネコ毛玉」が出来てしまう。「こんなに毛が抜けると、体毛はすべてなくなってしまうんじゃないだろうか」と思うぐらいだし、そんなブラッシングをするためもあって、部屋中「ネコ毛」だらけになってしまう。
 まさかこんなにネコ毛が抜けるのはどこか具合が悪いからではないだろうが、「猫ニキビ」もなかなか良くならないでいるし、やはり動物病院に行くべきだろうとは思う。しかし外は暑いしな。

 でもこの日は、きのうおとといに比べて気温も下がったようで、ほとんどエアコンのお世話にならないで扇風機にがんばってもらった。
 今日は、ワインを飲み始めてから初めて「休肝日」として、まったくワインも飲まなかった。特に「ワイン、飲みたいなあ」ということにもならず、アルコール依存ということになってはいないようだ。

 あと、実はこの日曜日から大相撲の名古屋場所が始まっているのだけれども、今その時間帯は映画を観ているし、そもそも栃ノ心関が引退してしまうと、そこまでに「見たい!」という気もちが起きないのも確かなのだ。
 十両で応援している玉正鳳はけっこう勝ち星が先行していて、この調子なら近々幕内に昇進しそうな勢いだ。幕内昇進したらもっと応援するけれど。

 先日、4月のフィンランドに続いて、スウェーデンNATOに加盟が認められ、ヨーロッパでの「ロシア包囲網」がより堅固になったと。そのNATO首脳会議は11日に閉幕し、「中国の野心と威圧的政策はNATOへの挑戦だ」とした共同声明が採択された。よくフランスがこの共同声明に賛成したな、ということもあるけれども、例によって中国は外務省の報道官が「冷戦時代の考え方とイデオロギー的な偏見に満ちていて、断固として反対する」と反発した。
 しかし中国はいまだに例の「偵察気球」(ヨーロッパにも飛来している)の件をごまかし続けており、「盗人猛々しい」とはまさにこのことで、NATOを敵視しているのはまずは中国であろう。
 このことはもっと書きたいこともあるが、終わらなくなるので今日はこのあたりで。

 今日は昼からまずは黒沢清監督の『勝手にしやがれ!!』シリーズの最終話『勝手にしやがれ!! 英雄計画』を観た。途中からこれまでのコメディ路線を捨て「近未来ディストピア」モノになってしまったのに驚き、黒沢清監督、本気(マジ)だなあとは思ったが、わたしは今までのリアリティを無視した「アクション・コメディ」路線を愛していたので、コレが最終回、ということにはちょっと微妙。

 そのあとは夕方からヒッチコック。この日は『トパーズ』(1969)を観る。ほとんど「フランス映画」みたいなキャスティングで、アメリカの観客に馴染みのスターなどどこにも出ていなかったわけだろう。わたしはゴダールの『小さな兵隊』で主演だったミシェル・シュボールが出演していることがうれしかったし、(何らかの欠陥はあったにせよ)わたしには実に面白い「スパイ映画」ではあった。