ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-05-12(Fri)

 ニェネントがまた右耳の前をかきむしるようになっていて、また「かさぶた」が出来て、血がにじんでいる。どうも悪いクセがついてしまったものだと思うが、書かれているような「ストレス」ではないとは思うのだが、そうするともうひとつ考えられる原因は、「食物アレルギー」ということになる。
 長いことニェネントくんの食べているものは同じもので、今になってそれが急に「アレルギー」を起こすということも考えにくいのだけれども、ただ、手術のあとになってからは、「おさかな生活」という今まで食べてなかった「ゼリー仕立ての魚肉」をあげている。でもこの「おさかな生活」の成分をみても、余計な添加物などまるで含まれてはいないようだし、今年の1月からあげているのに、症状があらわれるようになったのは3月になってから。ああ、食べるようになってから、そのアレルギー症状があらわれるのにはそのぐらいの日にちがかかるのかもしれないな。そうするとやはり、「おさかな生活」がヤバいのか? まあこういうことは病院で聞かないとわからないことだが。
 とりあえずは抗生物質の塗り薬を患部に塗ってあげていて、それで治まるようならいいのだが、いつまでもかきむしり続けるようだと、「エリザベスカラー」とかを着けさせないといけないか。

     

 そしてわたしのことだが、実は昨日「もう禁酒しなくては」と考えたときに買い置きのウイスキーがなくなり、そのまま買わずにガマンして、昨日と今日とは完全に「禁酒」が実行、遂行出来た。どうということはない。要は家に酒が置いてあるから飲んでしまうのだ。なければ飲まない。当たり前の話だ。あとは買い物に出たときに「酒を買いたいなあ」という誘惑に負けなければいい。
 こういう感じで、タバコの代わりにやめられなくなってしまっている「ネオシーダー」も、ストックを置かなければいいのではないのか。とにかくは今の目標は「酒」をやめ、同じく「ネオシーダー」をもやめることだ。

 昨日書いたアメリカの「タイム」紙の岸田首相に関しての記事、「岸田総理大臣は、平和主義だった日本を日本を真の軍事大国にすることを望んでいる」と書かれた見出しを、「岸田総理大臣は、平和主義だった日本に国際舞台でより積極的な役割を持たせようとしている」と変更したらしいけれども、記事内容は特に変更してはいないようだ。

 先日は後退した「入管法改正」を成立させた岸田内閣だけれども、今はまたも、自民党は「LGBTQ理解増進法案」でかなり後退した姿勢をみせているようだ。最初の「超党派合意案」では「差別は許されない」とあったところを、自民党修正案では「不当な差別があってはならない」と書き換えた。
 また、「超党派合意案」ではトランスジェンダーについて「性自認」としたところを「性同一性」にすべきだという声もあるらしいが、その理由について、

自民党内で「自らの認識で性を決定できると解釈されれば、社会の混乱を招く懸念がある」という主張があるからだ。男性が「今日から女性になる」と言って女性用トイレに入るなど悪用の懸念がある、と例を挙げる人もいる。

 などという、書くのもバカバカしいような理由を挙げていたりするのである。

 岸田政権は、来週からの「広島G7」の前に「入国管理法」も「LGBTQ問題」に関しても改定・整備して「日本もG7の他の国と同様に人権問題に対応している」とみせたかったのだろうけれども、これではまったく「逆効果」というか、とても今の日本が「マイノリティーに配慮をした」「差別をなくした」国家だとは言えないことをあらわにしてしまうだろう。

 今日は、ずいぶん昔に観てとっくに忘れてしまった映画、アッバス・キアロスタミ監督の『友だちのうちはどこ?』を観た。けっこう観た時期が昔だったせいか、その画面だとか、ある程度記憶に残っているところがあった。
 わたしの「記憶障害」は、普通とは逆に「現在」に近いものほど忘却される度合いが大きく、けっこう古いことだとかえって記憶していたりする。