ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-05-10(Wed)

 夜中に、トイレに行きたくなって目が覚めたのだが、この夜もベッドの布団の上でニェネントくんが横になっていた。「わたしがトイレに起きるとベッドから降りてどこかへ行ってしまうだろうな」と思い、ニェネントくんを起こさないように気をつけてトイレに行って戻ると、やっぱりニェネントくんはどこかへ行ってしまっていた。残念である。

     

 先月分、4月の出費の計算をやってみた(こういうことも、「認知症」を防止するということで大切な行為だという)。食費、おつまみ類、ドリンクなどの合計は3月よりも減ったのだが、国分寺のクリニックや上野動物園へ出かけた交通費がそれなりの額(って言っても三千円ぐらいのものだが)になったし、何よりもヤバいのはその他の支出が増えたこと。
 まずいけないのが、禁煙したのはいいのだけれども、その「タバコ」の代わりに買っている「ネオシーダー」の量が増え、3月の倍以上の支出になっている。これでは「ネオシーダー」中毒だ。
 そうしてもうひとつの悪癖、アルコールを買う量もまた増えてしまっている。これは健康の問題に直結するのでいけない。
 これからは脱「ネオシーダー」、そして「禁酒」が大きな課題だろうと思う。さっそく今日はアルコールが切れて「買いに行こうか」と思ったのだが、今日から「禁酒」を始めることにした。

 先日ちょっと書いた「入管法改正案」が、衆議院を通過、成立したそうだ。これはどうしても外国人や難民らをさっさと「強制送還」したいがための立法みたいで、「難民申請中」でも送還可能とするものでもあるという。自民党員は「日本人と外国人との共生社会実現の基盤となるルール作りだ」と言っているらしい。
 そもそも日本では「難民申請」ということ自体が非常に困難で、「祖国で暮らせない」という証明書が必要だとか、無理難題を突き付けるらしい。
 難民を非難する日本人の言い分のひとつに、「そういった人物は犯罪予備軍であり、日本で暮らさせるべきでない」というのがあるが、主に東南アジアから「技能研修生」などとして日本に来て働く人たちは、かなり劣悪な条件下で働いているケースが多く、日本人であれば転職するとか考えるにしても、そういう人たちは職場から「逃亡」するしかなかったりする。そうするともう正規の就職は困難になるから、同国人の組織を頼って犯罪に走るしかなかったりするだろう。
 まずはそういう、外国人(主に東南アジアの人々)の労働環境を改善することから始めなければ、「外国人排斥」の動きにつながるだけではないだろうか。

 「難民問題」に関しては国連の「難民高等弁務官事務所(UNHCR)」がもう25年も前から、難民保護の観点から多くの懸念を表明して「改善勧告」を出しているのだけれども、この「入管法改正案」が実施されると、「さらに問題は悪化する」としている。
 この改正案に賛成したのは自民・公明両党と日本維新の会、国民民主党などで、つまり日本維新の会も国民民主党も「人権無視」をする政党で、自民党に対抗する「野党」なのではないことがわかる。

 このところ、ちょっと重たい映画をつづけて観てきたこともあり、今日はもうちょっと気楽に観れる映画を観ようと、『コーダ あいのうた』という映画を観た。どういう映画だかまったく知らないで観たのだったが、この作品は去年のアカデミー作品賞を受賞した作品なのだった。
 結果として、「アカデミー作品賞」を連続して観ることになってしまったけれども、心あたたまるいい映画だった。