ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-03-30(Thu)

 夜中に目覚めて目を開けると、頭の上のカーテン越しに青白い月の光が見えた。最近は曇天の日が多いことだし、月が見られるのも稀有なことだなあとは思う。「満月なのかな?」とか思ってカーテンをめくってみたけれども、満月ではない、半月にもならない「三日月」だった。

 そのままにまた眠って、次に目覚めたら5時ごろだった。まだ起き出すには早いと思って布団の中でじっとしているのだが、そういうときに頭に浮かぶのは、わたしの今までの体験での「不愉快だったこと」「イヤだったこと」「悔恨の体験」、そういうことばかりである。そんなときに思うのは「わたしはバカだった」ということではなく、「あのときのあの人物の言動はどうあっても許せない!」とかいうことばかりである。
 自分の人生には「こういうことは他の人には出来なかっただろう」というようなカッコいい「明るい歴史」もあるのだが、今朝のように過去を想い起こすときは「イヤだったこと」ばかりが頭に浮かぶし、そういう「明るい歴史」のポジティヴな思い出に切り替えようとしても、ぜったいにうまく行かない。そして、「あのときのあの人物の言動はどうあっても許せない!」という考えを変えようとしても、また別の「イヤな人物」のことを思い出すばかりで、どうもそういう思考から逃れられない。それはわたしが「つまらない人物」だという証でもあるように思え、今これから始まろうとしている新しい一日が「暗いモノ」になって行く。
 それにしても、わたしをそ~んな思いに落ち込ませる「あのときのあの人物の言動」、そのうち代表的な二人の人物のことぐらいは、大声で世界にアピールしたいという気分は収まらない。この日記に書いてもいいのだが、書こうとすると「わたしもアホらしい人間だなあ」ということになってそんな気もちも収まるのだが、また朝に目覚めたときに、そ~んな思いがわたしの頭を占めてしまうのだ。

 今日も外はけっこう暖かくなって、「もう春だ」という感じのようだけれども、わたしは今日も一歩も外に出なかった。今日もニェネントくんは和室のクッションで丸くなって寝ているのだった。

     

 どうも最近のわたしは、月曜日の「ふるさと公園」への散歩、火曜日と土曜日の北のスーパーへのお買い物、ぐらいしか外に出ないようだ。
 今日のネットの記事でもって、「1日8千歩以上を週に1日も歩かない人と比べて、週1~2日歩く人は10年後の死亡率が14.9%低下する」というのを読んだ。以前ケータイに「万歩計アプリ」がついていたときの計測では、仕事に出ているときは「1日に2万歩」ぐらい歩くのが普通だった。今いちばん歩くのは「ふるさと公園」経由の散歩だけれども、「万歩計」がないのでわからないが、おそらくはせいぜい5千歩、8千歩にはぜんぜん届いていないだろうと思う。北のスーパーへの買い物など、きっと2千歩ぐらいのものだろう。
 「歩けば健康だぜ」というのも一種の思い込みのおそれもあるだろうけれども、まあわたしの場合、もうちょっと外を歩いてもいいだろうというのはリアルな話だろうと思う。
 ちょうど今まで毎日観ていた「GYAO!」の映画配信も明日で終わってしまうし、一日の過ごし方をもうちょっと考え直してみようか。

 その「GYAO!」だけれども、この日は『悪魔の植物人間』という、B級っぽい映画を観た。しかし監督はジャック・カーディフで、そこまでに安っぽい演出の映画ではなく、けっこう楽しんで観ることが出来た。

 そうそう、今日の夕食は冷蔵庫で死にかけていたブロッコリーを使い、「ブロッコリーと鶏肉のクリームパスタ」をつくった。鍋を使わずにすべてフライパンひとつで調理できる「ワンパンパスタ」ではあったが、相当に美味な出来上がりだった。今日もまた、「もうダメそう」というブロッコリーを救い出し、「日本」、いや、「世界」の「フードロス」を軽減させた。