ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-03-06(Sun)

 大岡昇平の『成城だより』を「どうせ全部読むのだから」と、おととい(Ⅱ)を注文した。(Ⅰ)と同じく、Amazonマーケットプレイスの中古本だったのだが、今日になってAmazonを覗いてみると、その(Ⅱ)が、別のマーケットプレイスから百円ほど安く出品されていた。よくあることだが、こういうのはちょびっとがっくりくる。まあ「様子をみよう」と放置していたら安いのがなくなってしまい、けっきょく高いのを買わなければならなくなったりもするから、「正解」はない。買いたいときに買うしかないのだ(ちなみに、そうは言っても、(Ⅲ)はまだ注文していない)。

 それでちょっと、以前に購入した本が「今はどんな価格で売られているのか」などとチェックしてみた(ヒマである)。わたしはちょうど一年ぐらい前に『ジェイムズ・ジョイス伝』の(1)と(2)を合わせて買ったのだったが、そのときは送料合わせて2冊で4千円ぐらいしたのだったが(正価だと2冊で1万7千円以上になるし、届いた本は美本だったからすっごい「お買い得感」があったのだが)、今だと2冊で7千円ぐらいになっている。
 4千円だったから気軽に「買っちゃおう!」と注文したが、7千円だとちょびっと考えるだろうか。
 逆に、もうちょっと前に買った『ナボコフ伝 ロシア時代』の上下巻は、今の方がけっこう安くなっていた。当時買ったときも「ちょっと高いけれども、思い切って買ってしまおう!」という気分ではあったが。
 まあ『ジョイス伝』と『ナボコフ伝』を合わせて、「多少安く買えましたね」というところだろうか。

 今日はいちおう午前中に北のスーパーに買い物に出かけた。昨日は一歩も外に出なかったので、運動のためにも、外気を浴びるためにも外に出よう。今回は特に「買わなければならないモノ」もなく、おつまみのつもりで「いかの姿フライ」を買った(けっこう以前はよく買っていた)。しかし帰宅して封を切って食べてみたら、思ったほどおいしいものではなかった。というか、以前はおいしく思っていたものだけれども。先日買った「えびせんべい」というヤツもおいしくなくって、ずっと食べ残してしまっている。
 味覚というのはいろいろと変わるものだろうが、今の「お気に入り」は「いかそうめん」というヤツで、これはいくらでも食べられるが、食べたあとに歯にはさかって苦労する。

 もうひとつのこのところの「お気に入り」は、もちろんブロッコリーである。それで昼食には「レタスとブロッコリー、ゆで卵とトマトのサラダ」でヘルシーにすませた(写真ではブロッコリーは下に隠れ、埋もれてしまった)。

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 いちおう、こんなかんたんな献立でもネットでレシピを検索したわけだけれども、そのレシピにもやはり、「ブロッコリーは茎を除いて」などと書かれていて、「皆さん、ブロッコリーの茎を取り除いて捨てるのなら、どうぞわたしにめぐんで下さい!」とお願いしたくなる。

 夕食には久々にチャーハンをつくってみたのだけれども、ここのところしばらくはそれなりに上手くできていたチャーハン、この日はべちょっとなってしまい、かなり失敗モードになった。使ったご飯が炊飯器で保温されていたヤツでけっこう水っぽかったし、たまごを投入するタイミングをまちがえたと思う。

 この日は東京でも、在日のウクライナの人たちや、また在日のロシアの人たちも「ロシアのウクライナ侵攻」に抗議するデモを行ったという報道があった。
 一方で、おとといここにも書いた「ロシア料理店」などへの嫌がらせについて、それは「ヘイトクライム」だとのネット記事も出ていた。わたしはずっとテレビの報道を見つづけているわけではないから、そういう「ロシア料理店への嫌がらせ」みたいなことがテレビで報道されているのか知らないけれども、テレビ報道はこういう行為をちゃんと取り上げて、「それがまちがっていること」を視聴者に伝えるべきだろうと思う。
 例えばこの日行われたという在日ロシア人のデモに、そういう狂った人たちが乱入して、ロシアの人たちに乱暴狼藉をはたらいたとしたらどうなのだろう?