暖かくなり、もうとっくにベッドの上の毛布も片付けてしまったわけで、夜、ニェネントがわたしと寝てくれることもなくなってしまった。それでもニェネントはときどきわたしが寝ているベッドの上に跳び乗ってきて「にゃあ」とないて、「ねえ、遊ぼ!」と訴えてくる。昨夜もベッドにやってきて、しばらくは遊ぶのであった。
今はわたしは寝るときにアレックス・チルトンの「Clichés」のCDをかけていて、コレはアコギ伴奏の「うるさくはない」音楽だから、ニェネントくんも平気である。
今夜はそんなアレックス・チルトンを聴いたあとも眠れずにいたので、ニェネントくんの嫌いな「スティーリー・ダン」を聴いてしまった。
さすがにさいしょのうちはニェネントくんもリヴィングの方に「避難」していたのだけれども、いつしか眠ってしまったわたしがそのあとに目覚め、そのときはまだまだスティーリー・ダンをやっていたのだけれども(MDに録音してあって、4時間半もあるのだ)、ふと見るとベッドのそばのキャットタワーの上で、ニェネントくんが丸くなっているのだった。う~ん、「うるさいけれどもガマンするか!」って感じだったのだろうか?
今日は日曜で休み。関東地方は気温がグングン上がったようで、群馬とか栃木では気温が35度を超える「真夏日」になったらしい。東京でも30度を超えたという。こういう日は外に出るのはよそうと、買い物も昨日だいたい必要なものは買ってあるので、この日は一歩も外に出ない一日になった。
昼過ぎまではダラダラダラダラと過ごしたが、夕方から「なんか映画でも観ようか」といろいろチェックして、「この映画は観ていないはずだ」と思ったスピルバーグ監督の『ジュラシック・パーク』な~んていうのを観てみた(ところが、観始めてみると「この映画、観たことあるな!」ということだったのだが)。
それで映画を観ながらも、夕食の準備で米を炊き、惣菜をつくる準備もし(この日はまたまた、「白菜とブロッコリーのクリーム煮」をつくったのだ)、さらに風呂の準備もして「いそがしい」夕方になってしまった。
映画を観ていた4時ごろ、グラッと揺れた。地震。「大きいのが来るのか」と身構えたけれども、さいしょの大きな揺れだけで収まった。
窓際で寝転がっていたニェネントも「あらら」とばかりにむっくと起き出して、わたしの方にやってきた。まあ「大丈夫だよ」とニェネントをなだめてやる前に、それ以上の揺れがなかったからよかったが(写真はそんな窓際の定位置で、お腹を上にして「平和に」寝転がっているニェネントくん)。