ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-02-24(Fri)

 今日は2月24日。1年前の今日はロシアがウクライナに「軍事侵攻」を始めた日であって、つまり「ウクライナ侵攻」は1年が経過し、いまだ解決のメドはまるで立っていない。この1年間にウクライナでは10万を超える死者・ケガ人、行方不明者があり、ウクライナ国内で崩壊した建築は14万といい、ウクライナから海外に避難した避難民は1300万人を超える。なんて酷いことだろう。
 ロシアのプーチンは「ウクライナファシストからロシアを守っているのだ」と語ってウクライナ侵攻を正当化し、ロシア国内でのプーチンの支持率は80パーセントを超えるという。アメリカやNATO諸国からのロシアへの経済制裁で、ロシア国内の経済は相当に「ジリ貧」だともいうけれど、そのことでプーチンへの支持がゆらぐことはない。おそらくはやはり、ロシア国内での「報道統制」もとられているのではないかと思われるけれども、けっきょく「ソヴィエト連邦」時代の全体主義国家に「逆戻り」し、またも「東西対立」という図式化が始まるのだろうか。とにかくは一日も早くロシアのウクライナ攻撃が終わりを告げ、そこから「一般の人々の生命を奪わない」かたちでの問題解決への道をとってほしい。

 今、ウチの家賃の支払いは銀行の「定額自動送金」という契約制度を使い、放っておいても毎月決めた日に決められたところに振り込んでくれているのだけれども、その契約が6年で切れるということで、「継続するならば新たに契約し直してくれ」との通知が、先日銀行から届いた。もうちょっと早く知らせてくれたなら、先日の家賃の契約更改の振り込みと同時に、こちらの手続きも済ませられたところだったのに、とは思うのだった。

 別にこの「定額自動送金」というのは家主側から要請されてやっているわけではなく、「毎月家賃を振り込むのに銀行へ行くのはめんどう」だから、「銀行の方で自動的にやってくれれば助かる」とわたしが申し込んだシステムだけれども、当然毎月多少の手数料がかかる。そんなことを考えたら、月末ごとに自分で銀行へ出向いて家賃を振り込めば、そういう「余計な手数料」もかからないわけだけれども、大した手数料でもないし、毎月末に「銀行へ行かなくっては!」といちいち意識し続けるより、そんなことは忘れていても自動的に振り込んでくれるなら、ずっと便利で手間がかからない。今回も継続しようと、今日銀行へ行って手続きして来たのだった。
 しかし、今の住まいに転居して来て、これで6年になるわけだなあ、などとは思う。

 銀行の帰りに近くのスーパーに立ち寄り、もう昼に近いのでお弁当を買おうと、「鶏そぼろ弁当」を買って帰った。「お弁当」などというものを買うのは、ずいぶんと久しぶりのことになる。このスーパーの弁当は、安くてもおいしいのだった。
 帰り道、道沿いのネコヤナギの並木道で、ネコヤナギのつぼみが大きくなりかけていたので写真を撮った。しかし、つぼみの方にピントが行かず、うしろの木の幹にピントが合ってしまった。このデジカメの、大きすぎる「欠点」ではある。

     

 それで、買い置きのタバコがちょうどなくなるので、思い切って今日から「禁煙」とすることにした。やはりけっこうツラいが、ちょうど以前買ってあった「のど飴」があったので、まぎらすことは出来た。

 今日は昼にはジャン=ピエール・メルヴィル監督の『仁義』を観て、夜にはブニュエル監督の『ブルジョワジーの密かな愉しみ』を観た。
 『仁義』の中で、出演者らがタバコをすうサマが決まっていて、「今日から禁煙するぞ!」という気もちが、一度に崩れ落ちそうにはなった。