ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-06-30(Thu)

 今日も暑い。暑さはつづいている。まだ6月だということが信じられない思いがする。2022年も今日で半分が終わってしまい、明日からようやく7月なのだが、もう気分的には7月下旬というところだ。これは、今朝の空。

     

 今朝もまた、勤め先の近くの信号機のところに、いつものスズメがとまって、やっぱりいつものようにチュン、チュンと鳴いているのだった。ただ鳴いている姿を眺めていても、いったいなぜ、いつもそこで鳴いているのかはわからないのだ。

     

 今日も「電力需要ひっ迫注意報」が出されていて、わたしも仕事の帰りにスーパーに立ち寄ったのだけれども、売り場の照明はかなりの場所で消されていた。冷凍庫の中の照明はすべて消されていたし、通路の照明もけっこう落とされていた。
 まあ千葉県では計画停止中だった火力発電所が再稼働されもし、来週にはこの暑さもやわらぎ、雨にもなるという予報も出ているので、この週末までの辛抱ではないかと思う(って、わたしはガンガン自室のエアコンを効かせているわけだが)。

 そんな、暑さに伴う電力状況と並行して、このところまた、COVID-19の新規感染者が増加して来ているとの報道もある。この暑さもあって、最近は「もう、COVID-19といってもインフルエンザと同じに考えていいのではないか」という声もあり、「マスクをしなくってもいいのではないか」という声も大きくなっているわけだけれども、このあたりのバランスはむずかしいところだと思う。
 わたしは別にCOVID-19がインフルエンザと同等だといっても「そうですか」というようなものだけれども、感染してしまえばどっちにせよ、「下手したら入院ですね」という病気であることに変わりはないし、今の感染率の大きさで考えれば、やっぱりCOVID-19感染のリスクは可能な限り抑えたい。まあわたしは、朝の通勤で駅まで歩くときに人とすれ違うことはまずないわけだし、そういうときに無理してマスクをかけてはいないけれども、それ以降、電車に乗ってからあとはマスクは外せない。当分はこういう生活は続けるだろう。

 仕事から帰宅したあと、いつものように何をするわけでもなく過ごしていたのだけれども、5時ごろになって「暑いことだし、いちどベッドに横になりますか?」と、ベッドに寝て音楽を聴いていたのだけれども、当然そのまま眠ってしまい、次に目覚めて時計を見てみると、8時半になっていた。
 まだ夕食も終えていなかったので、「これはヤバい」とは思ったのだけれども、食欲はまったくない。無理して起き出して炊いてあったご飯を食べようとしたけれども、途中でやめてしまった。「まあこういうこともあるさ」と深刻には考えず、夕方の暑い時間帯を眠ってクリアできたのだからいいか、などとは思う。
 最近、電車の中でもこっくりこっくり眠くなってしまうことも多かったけれども、そういうことでは睡眠時間をいっぱい取れて「よかったのではないか」という気分である。明日一日仕事に出れば、週末の連休になる。もうちょっとの辛抱だ。

 今日から通勤電車の中で、鈴村和成の『ランボーとアフリカの8枚の写真』を読み始める。なんだか、著者の知り合いのランボー研究家がエチオピアに行ったまま行方不明になっているという設定で、著者はその行方不明になっている人物の夫人と共にエチオピアに行き、「ランボーの行程」と「行方不明のランボー研究家の行程」とを共に探るという書き出しで、素直なわたしはそれを本気にして、「そういう行方不明になったランボー研究家がいたのか?」とか本気になって調べてしまったりしたのだが、つまりはそういうことはすべて、この本の著者による「フィクション」だったのだ。そう思って読むと、そういうフィクションの部分は「チョーつまんない」のである。もしもこの本をひとつの「小説」としてとか読むならば、まさに「怒り心頭」というところであろう。この作者、「小説家」としての才能は「皆無」に思える。ただ、ランボーについて書かれた部分だけを読みましょう。そういう本だろう。