ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-08-11(Wed)

 小学生だった頃とかを思い出してみて、夏休みというのは7月の20日とか21日ぐらいに始まり、8月いっぱい続いて9月1日から新学期、というスケジュールだったと思う。だいたい40日間。その夏休みの折り返し点、「半分終わったな」というのが8月の10日とか11日あたり。つまり昨日今日あたりのことで、「夏も半分終わったな」というところ。じっさい、先週あたりの「猛暑」にくらべて、少し暑さもやわらいだような気もする(先日の台風のせいかもしれない)。これからまた暑さがぶり返しても、もう「残暑」というのかもしれない。

 今朝は東の空にみごとな朝焼けが見られた。まだ日の出には少し時間があるのだけれども、重なった雲にこれから昇ろうとする太陽の光があたって、美しいオレンジ色に染まっている。

     f:id:crosstalk:20210811044944j:plain:w500

 わたしはメトロに乗って都心の駅に出るのだけれども、到着してメトロの駅から地上に出て、道路を渡る信号の方へ行こうとしたとき、わたしのすぐそばの柵にアオサギがとまっているのに出くわしてしまった。けっこうびっくり!

     f:id:crosstalk:20210811055508j:plain:w500

 わたしからはかなりの近距離で、アオサギはずっと動かないでじっとしている。なんだか動物園でアオサギを観察しているような気分になってしまい、まあそこまで急いで出社しなければならないわけでもないので、しばらくは「観察」するのだった。ふ~ん。一本足で休んでいるのだな。一本足の方が楽なのだろうか。
 ‥‥しかし、動かない。まるで動かない。いったいどういう気分でこうやってじっとしているのだろうか。わたしは、羽根の色も似ているものだから、まるで「ハシビロコウ」と対面しているような気分になってしまう。いつまでもその姿を眺めていてもいいのだけれども、写真を撮ってもみ~んな同じような写真にしかならないし、やはり仕事にも行かなければならないのだった。

 でも、こんなすぐそばに高速道路が走っているような都心でも、意外な野鳥の姿も見られるものである。まあ皇居のお濠にはコブハクチョウもいるわけだし、鳥ではないけれど、わたしは先日この近くで小さなヘビ(シマヘビだと思った)の死体を見ているし、もっと以前にはハクビシンを見かけたこともある。そうそう、メトロの構内ではときどきネズミの姿も見かけるのだ。勤め先の建物にはヤモリもいる。虫類でいえば今はセミがけたたましく鳴いているし、それなりにいろんな虫の姿もみかける。けっこう都心といえども「野生の動物」は棲息しているのだ。

 暑さは多少やわらいだとはいえどもやはり夏真っ盛り、仕事を終えての帰りには駅前のドラッグストアで缶ビールを買ってしまい、帰宅して冷房の効いた部屋で缶ビールを「く~っ!」と飲む。缶ビールの缶を開け、そのひとくちめの味わいは他に代えがたいものがある。

 さて、8月もずいぶん過ぎてしまったけれども、実はしばらく前に7月の支出決算は終えている。
 7月は外食こそやらなかったものの、「お弁当」や「刺身」など出来合いの食材を買うことが多かったし、この2月以来の食費の増大だった。本やDVDもけっこう買ったし、トータルでも4月に匹敵する支出だったけれども、でも全体の支出バランスはとれていたし、あまり反省するわけでもない。もうちょっと、好きなものに好きなお金の使い方をしてもいいとも思っている。

 夜、寝る前にちょっとずつ、ちょっとずつ読んでいた『ジェイムズ・ジョイス伝』の、「上巻」をようやっと読み終えた。これからは「下巻」に突入するが、まあ「伝記本」としてここまでに面白い本に出会ったことはない気がする。それだけに、ちょっと読んではその面白さに浸り、余韻を楽しみながらという読み方になっている。

 通勤時間とかには、インターネットで読める『ランボーの右足』というモノをずっと読んでいて、これは「アフリカ時代のランボー」を知る上ではかなり密度の濃い「読み物」なのだけれども、むむむ、全体のまとめ方としては「恣意的」というか、「行き当たりばったり」ではないかという印象も受けている。
 どちらにせよ、このところはちょっと、「読書」というモティベーションが低下しているようではある。