今年の「大連休」は、まず昨日からの「パート１」の３連休、１日だけ出勤して「パート２」はまた３連休。それでまた１日出勤すれば「パート３」の連休ということになる。あいだの「１日だけ出勤」というのを「有給」を取得してしまえば「１０連休」になったわけだが、わたしはこの２月とか３月にいっぱい休んでしまったので、自粛して（というか、もう「有給休暇」が残っていない！）カレンダー通りにやり過ごすことにしている。
今日はその連休「パート１」の２日目。昨夜は天気も崩れてまた雨になったようだったが、この日は天気も回復し、一日いい天気だろうという。ちなみに、明日はまた午後から天気が崩れるみたいな予報が出ている。それで、今日こそは映画でも観に行こうかとは思っていた。
今観たいのは、となり駅の映画館でず～っとやっている濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』か、先日から新宿で公開の始まった『ZAPPA』のどっちかなのだけれども、『ドライブ・マイ・カー』は上映時間が３時間もあるわけだし、今日はそれだけの映画を観る元気もない感じ。『ZAPPA』はやっているのが新宿で遠いし、上映開始時間がけっこうゆっくりなので、仕事のあるときに帰りに観に行く方がいいような気になってしまう。
あとはサントリー美術館でやっている「大英博物館 北斎」展も観たいのだが、浮世絵版画などというのはそれほどの大きさもないわけで、その作品の前に３人も群がってしまえばそれでもう「密」という感じになるだろうし、そんな「密」の後ろからは作品も見ずらいことだろう。これは特に連休中は避けたいところだ。
というわけで、けっきょくこの日は遠出はしないことにした。
ただ朝からテレテレと過ごし、「まあ休日なのだからいいのだ！」という感じ。まだ連休も始まったばかりだし、そのうちに出かけたりしよう。
しかし、この日はけっこう外はいい天気のようで、やはり夕方になって「ふるさと公園」にコブハクチョウを見に行きたくなり、いそいそと着替えして出かけるのだった。
むむむ、この日もまたコブハクチョウは「巣ごもり」中で、まるでマシュマロのように白いかたまりになって寝てしまっているのだった。
しかし、なかなかに孵化しないものだな。
コブハクチョウから離れた池では、マガモのカップルが水辺でまどろんでいた。かわいい。
公園からの帰りはまた駅の方へまわり、「野良ネコ通り」を歩く。この日は「ミケ」と「ヒゲ殿下」に出会えた。
おっ！ 「ヒゲ殿下」殿が、大きなあくびをされておられた。
そして、今日の「謎の写真」。駅の近くの公園に、奇妙な「ポスター」というか、掲示が貼られているのを見つけた。「エンジンの切り方を教えてくれ。」って、どういうことだろう。止めてある画鋲がもう錆びているので、けっこう長いこと貼られているのだろう。
どういう意図なのか、どう考えてもわからない。ただ「謎」だ。意味を知りたい。
さて、しばらく前に日本の林外務大臣が、「在日ロシア人への誹謗中傷はやめて」と会見で訴えたのだけれども、「ヤフーニュース」に掲載されたその報道にも、「ロシア人がプーチンを選んだのではないか」というロシア人攻撃のコメントがいっぱい書き込まれていた。
こういうことは世界中で起きていることのようで、アメリカなどでも深刻みたいだ。
こういう誹謗中傷する人々は、プーチン以前から日本で暮らしているロシアの人々に対しても、けっきょくはただ「ロシア人」ということだけで攻撃する。中にはプーチンの支配するロシアがイヤで海外に逃れてた人もいるかもしれないというのに、「おまえがプーチンを選んだ」と攻撃するわけだ。
これはひとつの国民、民族をすべてひとくくりにみることしかできない「視野の狭い・思索できない」人々のやることで、例えば関東大震災のときに朝鮮の人々が井戸に毒を投入したというデマを信じ、ただ目の前に朝鮮の人がいれば攻撃し「虐殺」したのと同じで、「ああ、けっきょく（一部の）日本人って、いつまでも＜野蛮＞なままなのだなあ」とは思ってしまう。
やはり、こういう人たちが「日本も軍備増強し、＜核装備＞だってやるべきだ」という考えなのだろうかと思う。
今日はちょっと古い話題だったけど、今もこういう空気はまん延してると思うし、ヘタするともっと、こういう人たちは過激化する可能性があり、「世間」をつくってしまうのかもしれない。
