ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-04-17(Mon)

 昨夜、「もう寝よう」とベッドにもぐり込んでいたとき、遠くに雷の音がゴロゴロと聞こえるのだった。ケータイをみるとまた「豪雨が来る」との警報が来ていて、あの雷といっしょに豪雨もやって来るのだろうかと思った。
 わたしの記憶ではこのあたりに雷が来るのも絶えてなかったことで、つまり雷が近くに来て雷鳴が響くと、ニェネントくんが驚いて隠れようとするから、そういうことがあればわたしの記憶に残っているはずなのだが、そういう記憶はずいぶんと昔のものしか残ってないので、この何年かはこのあたりを雷が襲ったことはないと思えるのだ。
 今朝起きて外に出てみるとけっこう地面も濡れていたので、やはり昨夜にある程度の雨は降ったのだろう。

 さて今日は月曜日なので、また「ふるさと公園」へと散歩に歩く日。天気はいいのだが、予報では昨日のようにとつぜんの雨になるかもしれないというので、折りたたみ傘を持って出た。陽気もよく、アンダーの上にシャツ一枚で外に出て、暑くも寒くもない快適な「お散歩」日和。

 この日はオオバンもあまり泳いでいないなあと思ったら、池にボートが入り込んでいて、何人もの人たちが池の清掃作業をされているようだった。

     

 けっこうコブハクチョウの巣に近いところにも人が来ていて、「コブハクチョウが人におどろいて巣を放棄したりしていないだろうか」などと心配したが、それでもしっかりとコブハクチョウの一羽が巣ごもりしていて、もう一羽が近いところで泳いでいた。ここにはオオバンもいっしょに泳いでいたが。

     

     

 今までの年のことを考えても、あと十日とか二週間のうちに雛が孵化することだろう。今年は何羽産まれるだろうか。

 「ふるさと公園」からの帰りに駅の方にまわり、駅に近い公園でネコに出会った。このネコはしばらく前にやはりこの公園で出会ったネコくんだ。

     

 けっこう人をおそれないようで、わたしが近づいて行っても逃げることなく、逆にわたしの方に近づいて来る。

     

 わたしに近いところですわり込んだので、わたしも近寄ってこのコの頭をなでてやった。小さな声で「にゃあお」と啼いていたが、嫌がってはいないようだった。どこかこの近くで飼われているネコなのだろうか? かわいい、きれいなネコだった。

     

 ウチのニェネントくん以外のネコに触れたというのもすっごい久しぶりのことだったし、そのネコの匂いがわたしにもついてしまっていて、ウチに帰るとニェネントくんが「てめえ、浮気してきただろ!?」とわたしのことを責めるのを想像したりした。まあそんなことは起こらなかったが。

 この日も駅前のスーパーで生麺のラーメンを買ってしまい、昼食も夕食もラーメンになってしまった。いいかげんにラーメンはやめたいのだが、2食分で108円と激安でそれでけっこう美味しいので、いつもついつい買ってしまう。もしも仮にこの2食で108円のラーメンだけで一ヶ月暮らしたら、昼食夕食は3000円ぐらいですんでしまうのだ。もちろんいろんな具を入れたりということを考えて、朝食のことをプラスしても、一ヶ月の食費は1万円以内で収まってしまうのではないか?な~んて。

 昼にネットのニュースを読んでいると、中国は「人権派活動家」を今相次いで軟禁しているらしく、このニュースでも人権派弁護士夫妻が勾留されたことを伝えている。
 これは現在ドイツのベアボック外相が訪中していることに合わせての「挑発」ではないかとニュースはみているようだ。
 先日のフランスのマクロン大統領は習近平との会談後、「台湾は事実上、わたしたちの問題ではない」などと懐柔されたような発言をした後だけに、今回のベアボック外相の毅然とした姿勢は対照的なようだ。
 彼女は「台湾に対して一方的に武力を使っての現状変更は、ヨーロッパからも受け入れがたい」と中国で語ったのだが、中国の外交官秦剛氏は「海外勢力こそが台湾分裂を助長する」と語り、「過去に西欧植民地主義は世界に大きな苦痛を味わせたではないか」と語ったといい、「中国は西欧植民主義の古い経路を利用しない考えで、その代わり人類が平和と安定を得る世の中を作るだろう」と強調したというが、これはロシアのプーチンが「ウクライナ侵攻」で語った「まやかし」と同レベルの発言ではあるだろう。
 また、ベアボック外相がその「人権問題」に触れて「中国で人権が制限を受けていることを懸念している」と述べたことに対し、秦剛氏は「世界に人権に対する一つの基準はない」とし「中国は西側からの『説教』は必要としていない」と語ったという。
 しかし、わたしの認識では「人権に対する一つの基準」は存在していて、それが西欧発祥であろうが何だろうが、現在の世界はその「基準」に従って進むべきだろうと思う。中国はベアボック外相のような考えは「西欧植民主義の名残り」として排除しようとするが、では中国はベトナムに対して「植民主義」を行っているのではないのか、台湾に対しても「一つの中国」と走るのは「侵略」ではないのか、などとは思うことになる。

 今日は、昨日チャーチルの映画を観て「ダイナモ作戦」ということも改めて学習したので、クリストファー・ノーラン監督の『ダンケルク』を観たのだった。