ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-05-06(Fri)

 昨夜はニェネントが嘔吐して、その体調を心配したのだけれども、今朝は元気に朝食をたいらげ、とりあえず心配することもなさそうだ。もうしばらくは「要注意」だけれども。
 わたし自身も昨夜にちょっと微熱があったのだが、この朝はいつも通りの平熱に戻っていた。今日は仕事である。

 家を出るときにはもうすっかり空は明るくなっているのだけれども、屋根越しに見える東の空はきれいな朝焼けで、ピンクに染まった雲とライト・ブルーの空とがまだらになっていて、とっても美しかった。
 駅に近くなって東の空を見やると、歩いて来たあいだに日の出も近づき、空全体がオレンジに近い色彩になっていて、家を出たときの空の方が「わたし好み」だったかな?などとは思うのだった。それでもこの時間帯、この時期にしか見られない美しい空ではあるが、そのうちに、こんな早い時間でも昼間のような明るい道を歩くことになるだろう。

     

 仕事を終えての帰り道、昨日は「ふるさと公園」のコブハクチョウ家族を見なかったので、「ふるさと公園」を通って帰った。今しばらくは、そのコブハクチョウ家族の雛たちの成長するさまを見ることがわたしの楽しみになるだろう。

 この日、コブハクチョウ家族はそろって巣の上で休息していた。これからはいつも(去年の観察からすれば11月ぐらいまで)、この7羽の家族が共に行動するさまが見られることだろう。

     

     

 帰宅して、昼食の準備。昨日冷蔵庫の中をチェックして、しばらく前に買って放置してあったブロッコリーの芽の部分がすっかり黄色く変色してしまっていて、「こりゃダメかな」とは思ったのだったが、わたしがブロッコリーで好きなのは「茎」の部分なのだし、「まだ食べられるだろう」とゆでて、ベーコンと軽く炒めてパスタにからめ、ドレッシングを和えてみた。けっこうヘルシーでイケる味ではあった。何とか「フードロス」回避。

 ネットでニュースを見ていると、以前「SEALDs」のメンバーとして国会前のデモなどで活動していた女性らがその後、ツィッターなどで誹謗中傷にさらされたとして裁判を起こし、慰謝料などを勝ち取ったとの報道を読んだ。
 このような「反政府活動」を行う人々への「誹謗中傷」は酷いもので、特に女性に対しては性差別をも加えて罵詈雑言があびせられたわけだ。
 「SEALDs」が活動していた時期の日本の首相はあの安倍晋三で、反動的な政策を次々と実現しようとしていたわけで、わたしもあの頃はけっこう国会前のデモには参加したものだった。

 そのような、「政府の政策にダイレクトに抗議する」行動は、ネトウヨらによって「反日」だとか「工作員」などと侮蔑され、このような言動は今なお継続されている。

 そこでわたしが問いたいのは、今のロシアによるウクライナ攻撃を受けて、日本国内でも在日のロシア人らに向けての「誹謗中傷」が行われているわけだが、そこで「誹謗中傷」する連中の「言い分」は、「ロシア人がプーチンを選んだのだから」というわけである。そのことはまず、「政府の政策にダイレクトに抗議」した人らでも同罪なのか、ということだ。
 当時の「国会前デモ」での声を言いあらわせば、「わたしたちは安倍晋三を総理には選ばない!」ということでもあった。そのような行為を「反日」と呼ぶのは、「国(政権与党の自民党)の既定路線に反対することは<反日>行為だ」ということであり、今げんざいでも、ネトウヨらによる野党攻撃に言われることではある。彼らはつまり、「国(政権与党の自民党)の既定路線は正しいものである」という、信仰に似たものがあるようだが、では彼らは、日本のトップにプーチンのような人間(独裁者)が登場したとき、どうするのだろうか?
 例えば今から百年前とかに、日本が(いずれ破滅することになる)「軍国主義」への道を選んだとき、国民はその動きを止められず、逆にその動きを止めようとした人らは弾圧され検挙されたわけだが、今のネトウヨ諸氏らの行動は、そんな「弾圧」に力を貸すものではないだろうか。

 何が言いたいかと言えば、そういう人たちは「ロシアの状況」をみたとき、そんなロシアの国内に「反プーチン」な動きがあったとすれば、「国のリーダーに<異>を唱える連中は誹謗中傷されて当然だ」と考えるわけだろうか。そして、今回のようにロシアが他国に<戦争行為>を仕掛けたとき、「ロシア人がプーチンを選んだのではないか」と、トータルにロシア人すべてを誹謗中傷するのか、ということだ。
 こういう問いをネトウヨ諸氏にぶっつければ、「もちろんプーチンのような指導者が出てきたら、オレたちだって<ノー!>と言うさ!」と答えるのだろうか。あの安倍晋三がトップだったときに<ノー!>と言わず、間接的に安倍晋三を支持した連中にそんなことが出来るだろうか。

 つまりはネトウヨ諸氏とは、「<民主主義>とは何か」を理解し得ない「低能児」集団であり、同時に「どこか世の中に<誹謗中傷>出来ることがらはないものか?」とテレビ番組をウォッチし、ニュースを読みあさり、山梨で少女が行方不明になってもそこに<誹謗中傷>の材料を見つける。
 これが始末が悪いのは、例えばネットで「Yahooニュース」などをみると「コメント欄」にそういう発言があふれ、判断力のない連中がソレを読んで脊髄反応的に賛同してしてしまうことだろうか。このようなことはきっと「Twitter」内でも進行しているのだろうけれども、そういうのを目にするのがイヤでわたしはとっくに「Twitter」を止めているので、現状は知らないが。