ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-03-03(Thu)

 昨夜遅くにスマホに、「このあたりに強い雨が降る」との告知が届いていた。たしかに昨夜は、30パーセントとか40パーセントの降水確率が出ていたわけだった。
 それで今朝起きて仕事に出るとしっかり道路も濡れていて、雨の降ったあとだった。勤務先の駅を降りても同じように雨のあとがあり、けっこう広い範囲で雨になったようだった。

 日が昇ってからは空も晴れていて、気温もけっこう上がって昨日と同じぐらいに暖かい日になったと思う。
 今日も帰りに「野良ネコ通り」を歩いたが、「ミケ」と「ハナクロ」とが、暖かい陽射しの下でひなたぼっこをしている姿がみられた。
 もうようやく冬も終わったようで、野外で生活するネコたちも寒い季節を生き延びた。よくがんばったね! ゆっくり春の陽射しを満喫してほしい。

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 そろそろまた、二週間に一度の「燃えないゴミ」の空き缶と空きビンの収集日がやって来る。前回市のゴミ袋が配布されず、早朝に出勤するわたしは空き缶も空きビンも収集してもらえなかったわけで、すぐにまた市のクリーンセンターもしくはダイレクトに市役所にでも訴え出ようと思ったのだけれども、次回のゴミ収集で同じことが連続することを受けてから訴えようということにしていた。それが来週の火曜日になる。
 それで考えてみたら、わたしは来週の火曜日は「ワクチン接種」の予約日で、仕事も休むことにしてあるのだった。つまり、いつものように早朝に出勤で家を出る必要がなく、普通の人たちと同じように「ゆっくりと」ゴミを出すことができるのだった。それでは「問題」は、また二週間後の「燃えないゴミ」の日に先送りされるわけだ。様子を見るしかない。

 今日、会社に「火曜日にワクチン接種するので、翌日の水曜日は大事をとって休ませてほしい」と連絡し、来週は火曜日水曜日と連休することになった。もう今年に入ってからそうやって有給で休みを取ってばかりで、わたしの有給休暇の残り日数も激減してしまった。

 夕方、郵便受けに「ガタン」と音がして、注文してあった大岡昇平の『成城だより(Ⅰ)』文庫本が届いた。開封して見ると、まったく読まれた形跡もない帯付きの「完全美品」だった。定価の半額以下で買った品でもあり、うれしい。
 さいしょのページをめくって読むと、「一九七六年以来、白内障手術、二度の心不全発作で、老衰ひどく、運動は散歩だけとなる。それも駅まで十五分の距離で疲れる。往復できず、帰りはタクシーとなる」とある。そうか、大岡昇平もわたしと同じぐらいの年齢で「白内障手術」を受けていたのか。しかし2~3ページ先には白内障手術で「空間感覚」が変わってしまい、そのせいもあってコンサートに行けなかったみたいなことが書かれていた。やはり50年近く前の「白内障手術」というのは今のとちがっていたのだろうか、というか、大岡氏の「白内障手術」はうまく行っていたのだろうか、などと思ってしまった。
 わたしのケースで言えば、手術を受けたあとのこの日記にも書いたが、「両眼を使って外の世界を見ること」で如実に外界が「立体視」されることに感動を覚えたものだった。というか、その手術前の「白内障」での障害が大きく、転びやすくなったりしていて、それで駅の階段で転びそうになって胸を強打して「胸骨骨折」してしまった、とも考えられるので、大岡氏と同じように「空間感覚」が変わったというのは、わたしの場合は心身的に「良い方向」で「空間感覚」が変わったのだったと思う。逆に、大岡氏が「空間感覚が変わった」というのは、どのように「変わった」のか、もう少し知りたい気がした。

 テレビやネットなどで見る「ウクライナ情勢」では、ロシア軍がウクライナ原子力発電所に肉薄しているという。兵士らはどういう指令を受け、何をやるつもりなのだろうか。「プーチンの精神状態は正常ではない」という見方もあるなか、ロシアの「絶対的権力者」プーチンがいったいどういうつもりなのか、全世界を巻き込むような「不安感」があるのではないのか。今はただ攻め込むロシア軍をウクライナ市民の「抵抗」で食い止めているだけの状態だから、時の経過とともに押し込まれているようではある。
 もちろん、NATO軍が攻め込んでロシア軍との「戦争」になるという事態もたしかに恐怖だが、今こうやって、「対ロシア軍」をウクライナ市民にだけ任せているような状態でいいのだろうか? ウクライナのゼリンスキー大統領は、ロシア軍と対峙するために成人ウクライナ人男性の「出国」を禁止しているというが。