ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-02-28(Mon)

 暗い時間に目覚め、時計を見るとまだ午前3時にもなっていなかった。まだまだ1時間近くは寝てもいいのでもういちど眠ろうとしたのだが、ただ目を閉じているだけで眠りに就くことも出来ないまま、起きなくてはならない時間になってしまった。たとえ眠ることはなくっても、ずっとそうやって布団の中にもぐっていたかった。今日はほんとうに仕事に出たくなかった。
 それでも何とか我慢して起き出し、仕事に出る準備をする。「もう冬は終わった」という話なので、先週に比べるとずいぶんと薄着で家を出た。たしかに、セーターを着もしないけっこうな薄着でも、そこまでの寒さではない。

 先週にはまだ夜空に三日月が見えたのだけれども、この早朝、駅まで歩く道で空にいくつかの星は見えたけれども、月の姿はどこにも見られなかった。
 しかし、勤め先の駅で降りて外を歩くと、すでに明るくなり始めた空のビルの谷間に、薄い剣(つるぎ)のような、先鋭な月の姿が見られた。このような月の姿も美しいものだが、今の月齢ならもう明日にも新月になってしまい、その姿は見えなくなってしまうことだろう。この日、この時かぎりの月。

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 仕事を終えての帰り道、今日は月曜日なので「ふるさと公園」を通って帰る。
 この日の「ふるさと公園」はオオバンばかりで、カモの仲間もコブハクチョウも見られなかった。

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 そして、美しいキジバトがいた。

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 帰宅して、昨日半分まで観たウクライナ映画の『バンデラス ウクライナの英雄』の残りを観たのだけれども、実は昨日観た前半とのつながりが不明瞭になってしまった(ちょっと、似たような顔の人が多数出てくるし、名前が覚えにくいのだ)。う~ん、もういちどさいしょっから観ないといけないみたいだ。

 それで「現実」のウクライナ情勢だけれども、ロシアとウクライナとの「停戦協議」がウクライナ国境のベラルーシ南東で行われたというが、「次回協議」の合意がなされたことで終わったようだ。
 そしてプーチンは、ロシアの「核抑止部隊」に特別態勢を取るように命じたという報道もあった。「核兵器を使用する準備態勢をしておけ」ということなのか。アメリカの議院からは、プーチン氏の精神状態に「何かおかしい」と、疑問を投げかける意見も出ている。実はわたしも、「ウクライナ侵攻」の何日か前にプーチンが国内の何かの式典に参列し、献花する映像を見たのだけれども、一国のトップらしくもなく背筋も伸ばさず、どこか前かがみで歩く姿を見て、「覇気がないなあ」とか思ったものだった。逆に、ウクライナのゼレンスキー大統領への支持はウクライナ国内で大きく上がっているようだ。

 どうも情勢はそう簡単には進展しそうもないが、プーチンのロシア軍が最大の目標としていたらしい「キエフ制圧」もままならず、世界中からプーチンを攻撃する声は大きくなるばかりだと思う。ウクライナでは子どもを含むウクライナ市民の死傷者は増加しているし、ロシア軍の兵士の死者の数も相当な数になっている。まだもうしばらく、情勢を見ていくしかないのだろうか。しかしこの3月4日には北京で「冬季パラリンピック」が開幕するわけで、習近平プーチンとの関係からして、習近平プーチンに「3月4日までには事態を収拾してほしい」という強い申し入れはしているのではないかと思う。

 さて、実はこの2月28日という日は、わたしのン十回目の「誕生日」なのでした。仕事の帰りにどこかに立ち寄って、ひとりで誕生日を祝おうかとも思ったけれども、何も特別なことはしないで帰宅し、何も誕生日らしいこともしないで一日が終わった。
 ただ、自分への「誕生日祝い」として、先日テレビを見ていて気になった「カラー筆ペン」を買おうかと、Amazonでチェックしてみた。「安いのもあるなあ」と思ったりしたが、そういう安いモノはやっぱり中国製で、もうAmazonの中国製品には懲りているのでそういうのを買うのはやめ、ちょっと高い国内メーカーの品を注文したのだった。
 それともうひとつ、大岡昇平の『成城だより』が読みたくなり、まずは(Ⅰ)を注文した。以上が、わたしがわたし自身の誕生日を祝っての「お買い物」だった。