ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-02-24(Thu)

 ついに、ロシアがウクライナへの侵攻を開始したとの報道があった。ロシアはウクライナ国内の東部、「親ロシア地域」であるドネツクとルガンスクを国家として承認し、ウクライナ国内の親ロシア派の人々の生命を守るためとして、侵攻を開始したのだという。背景にはウクライナNATOへの加盟を希望していることにロシアが強く反撥しているということにあり、どうやらロシア(プーチン)には、いまだにワルシャワ条約機構へのノスタルジーがあるかのごとくである。というか、このウクライナへの侵攻で、ロシアは自分たちが「反NATO」であることを高らかに声明したということでもあるだろうか。
 ソヴィエト連邦の崩壊から30年、世界はようやく東西対立での軍備競争に終止符を打ち、イスラム圏での紛争こそが世界平和への脅威だったけれども、ここでまた、東ヨーロッパでG7国家すべてを巻き込むような「危機」が始まるのだろうか。
 また、今回のプーチンの「決定」の背後には、中華人民共和国習近平)の「支援」を期待してのこともあるのではないかと思える。言われていたように、プーチンは「北京冬季オリンピック」の終了まで侵攻を待ったのだったろうか。また、世界の国々からのロシアへの厳しい「制裁処置」があっても、中国の救済をアテにしているのだろうか。
 まあプーチンはここで自ら「全体主義」「独裁主義」の方向に大きな一歩を踏み出し、同じ「全体主義国家」「独裁国家」の中国との連帯の上で、NATOと敵対しようというのだろうか。
 そして、アメリカのバイデン大統領は明らかに今回、ロシアを抑え込むことに失敗したということになり、世界でのアメリカの国力の低下ということをも印象付けたのではないかとも思う。
 世界はこれから混乱の道に迷い込むことだろうし、「民主主義」の危機でもあるのだろうか。しばらくは報道から眼が離せない。

 天気予報ではこの日は雨の心配はないということだったが、朝、勤務先の駅で降りて空を見ると黒い雲も拡がり、いつ雨が降り始めてもおかしくないような空模様だった。「また天気予報は外れたのか!」と思ったが、そのあとは黒い雲もどこかへ行ってしまい、空は雲ひとつない青空になった。気温も上がったようだけれども、やはりこの日も風が強く、被っているニット帽を飛ばされないように手で押さえて歩いた。

 今日は眼科医に、白内障手術から一ヶ月経過の検査の日。午前中の診察時間には間に合わないのでいちど帰宅し、午後3時からの午後の診察時間に合わせて出かけた。5~6種類の検査を受けたのだけれども、この医院は手ぎわが良くって検査のあいだの待ち時間もほとんどなく、30分ぐらいで終わってしまった。

 帰りに自宅駅前のスーパーに立ち寄り、しばらく前に50円で買った「ミックスナッツ」がまだあったので買ってみたら、しっかり198円になっていた。やはり前に買ったときは店が価格を間違えていたのだ。

 「野良ネコ通り」を行くと、どこかの家の玄関先で「ハナクロ」が丸くなっていた。「香箱座り」なのか、まるでその玄関前の置き物みたいに、場所になじんでいた。

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 今日は午後に出かけたりして夕食を仕込むのもめんどうになり、駅前のスーパーでカップ焼きそばを買って夕食にした。明日は金曜日だからまた週末の連休になる。楽しみだ。