ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-03-20(Mon)

 月曜日なので、午前中に「ふるさと公園」へと散歩をする。この日はけっこう気温も上がって暖かくなり、土曜日に外に出たときと同じ服装で外に出たら、もう「暑い」という感じで汗ばんでしまった。
 「ふるさと公園」の手前の幹線道路はちょっとした桜並木になっていて、「もうけっこう咲いていることだろうな」と思っていたら、こちらの桜はまだまだ咲き始めたばかりという感じで、土曜日に見た桜とはずいぶんと差がある。ほぼ同じ地域でも(今日歩いた道の方が「南」なのだが)こんなに違うのかと、びっくりしてしまった。下の写真は、この桜並木でも開花の進んでいた木。

     

 それでも、公園の中にはいろいろな種類の桜の木があって、その中には「もう満開だね」というような枝垂桜(しだれざくら)を見ることも出来た。

     

 今日の公園には珍しく「サギ」の姿は見られず、「オオバン」ばかりが池で泳いでいて、芝生では「ムクドリ」たちが地面をついばんでいた。

     

     

 先週には「ここに巣をこさえようか」という様子をみせていた「コブハクチョウ」だけれども、この日はその場所にはいなくって、公園の出口のあたりに「つがい」でまどろんでいた。先週いなかったもう一羽が、「別の場所にしようよ」とか言ったのかもしれない。

     

 天気も快晴で歩いて気持ちのいい散歩だったが、もうジャケットを着るには暑い気候になったようだ。でもこの週末には雨がつづき、多少気温も低くなるらしい。そのあとは桜の花も散ってしまい、すっかり、完全に「春」になることだろう。

 夕方の報道で、中国の習近平国家主席がロシアを訪れ、プーチン大統領と会談をしたということだった。まだ会談の内容はわからないが、習近平ウクライナ情勢へのサジェストをすることは間違いないだろう。はたしてそれが、中国によるロシア支援などということになるかどうか、というところだが、習近平はロシアとともに「本当の多国間主義を堅持し、世界の多極化と国際関係の民主化を推進」すると語っているという。これは「多極化」というと聞こえがいいかもしれないが、単に「西欧圏の目指す国際関係構築に対抗する」ということだろうか。
 習近平の中国としては「台湾統一」ということを今は目指しているわけで、それを強行すれば「ウクライナ」のアジア的再現となり、世界の反発は避けられない。習近平としてはここで少なくとも、プーチン・ロシアに「台湾統一」への支持を取り付けたいところなのではないかと思う。それが彼の言う「世界の多極化」ということで、言葉を変えれば「世界の分裂」ということではないだろうか。
 習近平は、かつて「民主・香港」を強圧で支配下に置いたように、容易く台湾を支配下に置きたいと思っているのだろうが、それは「紛争」となり、軍隊の出動になることは避けられないだろう。

 日本ではそのことで「国防を!国防を!」という声が大きくなっているけれども、すぐバックにアメリカの存在がある日本をダイレクトに中国が武力行使することは考えにくい。それは習近平の言う「多国間主義の堅持」から外れてしまう。むしろ習近平・中国は、陸つづきのヴェトナムのことを考えているのではないだろうか。建前として同じ「社会主義国家」であるヴェトナムに対して、中国は昔っから攻撃を繰り返して来たし、今でも虎視眈々と眺めているのではないだろうか。
 そして習近平・中国がヴェトナムに軍事侵攻したとしても内政的に「傀儡化」したとしても、例えばウクライナを西欧諸国が援助したようには、助けられないのではないだろうか。そういう意味では中国は「やり放題」なのではないのか。そこにラオスという「社会主義国家」のこともあるのだけれども、ラオスは今でもかなり「親中国家」らしいのね。

 さて今日は、夕方から「GYAO!」で、白石和彌監督の『彼女がその名を知らない鳥たち』を観た。ちょっと疑問もある映画だったけれども、面白かった。「彼女がその名前を知らなかった鳥」、それは「ムクドリ」だったと思うぞ。