予報では今日は一日雨になるという。早朝に家を出るときはなるほど雨がけっこう降っていた。こういう日は「折りたたみ傘」ではなく、ちゃんとした大きな傘がいいだろうと思った。
ところが、そんな大きな傘を持って勤務先駅に着いて外に出てみると、たしかに今にも雨になりそうな曇天だったけれども、雨は降っていないのだった。このあとも曇天はつづいたがそのうちにいくらか空も明るくなり、まったく「雨」という気配もなくなってしまった。仕事を終えて帰路に着いたときも、雨は降っていなかった。
今日は月曜日なので南のドラッグストアに立ち寄り、そのあとは「ふるさと公園」を廻って帰ろうと思っていたわけで、あまり雨が強いようならばウチへまっすぐ帰ろうというつもりだったが、雨も降っていないので予定通りに「ふるさと公園」経由で帰ることにした。しかしこうなると、デカい傘は持ち運びに不便というか、ただひたすら邪魔である。特にドラッグストアで買い物をしたあと、買ったものを入れたトートバッグとでかい傘をいっしょに持つと、さらに傘が邪魔。やはりよほどの雨でなければ「折りたたみ傘」ですませた方がいいな、とは思うのだった。
「ふるさと公園」へと川沿いの道を歩くと、沿道の桜並木の桜の枝に、たくさんのムクドリが群れていた。うん、ここに群れているかぎりは、あたりの家への糞害とかはないのだろうけれども、ムクドリは啼くからね~。特に夕暮れ時はギャーギャーとうるさい。やっぱり近所の人は迷惑しているのだろうか。
まあ、先日『鳥の生活』で読んだような、北アメリカに棲息する2億羽のホシムクドリに比べればこのくらいの数はかわいいものだけれども、近隣の人たちは「かわいい」なんて言ってられないだろうが。
この並木道に沿った川では、先週よりもはるかに多いオオバンの姿が見られた。
川べりに上陸して、地面をつっついて虫を食べている。
「鳥の博物館」のサイトを見ると、このオオバンは基本は手賀沼で一年中くらしているのだという。ただ4月から9月までは「子育て」の時期で、川べりの葦の陰にかくれてなかなか見られないらしいし、やはりその時期は個体数も少ないらしい。「鳥の博物館」のサイトでは、4月ぐらいには多くのオオバンはやっぱりどこかへ行ってしまうのだろうと書いている。そしてまた10月にやって来る。じっさいわたしにしても、4月から10月のあいだにはこの公園で一羽のオオバンも目にしていなかった。どうやらこの時期に見られるオオバンの多くは、北海道や東北地方からやって来て、ここで冬を越すのだろうということだ。
今はこの川沿いだけでなく、公園の中のあちらこちらでオオバンの姿が見られ、この日見た感じでも五十羽を超えるオオバンがこの公園にいたように思う。
この日はコブハクチョウの姿は見られなかったが、公園の真ん中にアオサギがいたし、公園の東の方の池にはマガモたちが群れていた。
今日は天候も良くないので、公園の中に人の姿はまるで見られなかった。そんな公園の眺めに「ああ、秋だなあ」と思わされ、ちょっと「風景」として感慨深いものがあった。
明日は「勤労感謝の日」で休みなので、今日は外出して帰りが夜になってもいい。となり駅の映画館にワイズマン監督の『ボストン市庁舎』を観に行こうか?ともいっしゅん思ったのだけれども、上映時間をチェックすると、仕事を終えて寄り道せずにまっすぐに映画館に行かなければならないとわかり、とりあえずはこの日はあきらめた(けっきょく、夕方からはやはりまた雨が降り始めた)。
帰宅すると昨日つくったカレーがまだまだいっぱい残っているので、そのカレーを温めて昼食。一晩置くとけっこうトロッとしてしまって、普通に市販のカレールウでつくったカレーと同じになってしまった。次回はもうちょっと努力しようと思うが、まだまだ市販のカレールウはけっこう残っているのでどうしようかと。
ニェネントはこのところ好調で、おしっこも順調、お通じはまだ回数が少なくて便秘気味ではあるけれども、まあこのことは今に始まったことでもないわけだし。もう長いこと、まったく嘔吐もしなくなったし、夜は元気にわたしのところに遊びに来てくれる。イイ感じだろうと思う。
ただ、腰のあたりの毛がくっついて束になって固まってしまっていて、どうしてこういうことになったのかわからないが、自分の毛づくろいではどうしようもないみたいだ。ニェネントくん、久々に風呂場に拉致して、お湯でからだを拭いてあげようかしらん。