ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-05-08(Mon)

 目覚めると、寝ているわたしの左肩のそばでニェネントくんが寝ていた。わたしの足元や腰のあたりで寝ていることはあるけれども、こうやってわたしの顔のそばで寝ているというのは今までに記憶もない。
 そもそも5月にもなって暖かくなると、去年までのことならば、もうわたしの寝ているベッドに跳び乗って来ていっしょに寝ることなどなくなってしまうのだったし、「どうしたのだろう」とも思うのだが、何よりもまず、そうやってわたしのそばで寝てくれているニェネントくんに、わたしもうれしくなり、目覚めたときから「幸せな気分」に包まれる。こういう風に目覚めれば、この頃いつものように暗い気もちに囚われることもない。ニェネントくんに「感謝」である。

     

 昨夜の雨を引きずって、この日も早朝にはまだ雨が降っていたけれども、天気予報ではそのうちに雨も上がるだろうという。それならば今日は月曜日でもあるし、雨がやんだらまた「ふるさと公園」へと歩いてみようと思った。
 じっさい、10時を少し過ぎたころに窓の外を見てみると、もう雨はやんでしまったようだった。「では出発しよう」と、カメラを持って家を出た。

 「ふるさと公園」に着いても、この日も鳥たちの姿はあまり見られなかったし、ボートに乗った人たちが池のゴミや水藻なんかを取り払っているようで、オオバンたちもまるで姿が見られなかった。
 「巣ごもりしているコブハクチョウはどうしてるだろう?」とちょっと心配になったが、親鳥2羽共にいっしょに巣ごもりしていて、そのそばに1羽の雛の姿が見えた。どうも見える限り、やはり今年の雛は1羽だけのようだ。

     

 「ふるさと公園」からの帰り道は駅の方にまわって、先週人馴れしたネコに出会った公園から「野良ネコ通り」を通って帰る。
 公園に先週のネコの姿は見られなかったが、「野良ネコ通り」で久しぶりに、「ヒゲ殿下」と「ハナクロ」がいっしょに車の屋根の上に並んでいるのに出会った。

     

 前に見たときもこの2匹はいっしょだったが、この日記で調べると今年の1月のことだったようだ。その前は「ヒゲ殿下」の姿はちょくちょく見かけていたようだが、「ハナクロ」を見かけたのは去年の7月以来のことだったみたいだ。
 めったに姿を見せないけれども、しっかり元気している2匹。これからも元気な姿を見せてほしい。

 しかしこの日は気温が上がらずに、まるで桜が咲く頃のような気候だった。昨日まで室内では半袖Tシャツ1枚で過ごしていたけど、今日は長袖に着替え、さらにその上からもう一枚シャツを着込んだ。ニュースでは東北では雪が降り、けっこう積もったのだという。またストーブを出そうかね、な~んて思ってしまったが。

 昨日「Amazon Prime Video」で『レヴェナント:蘇えりし者』を観てとっても面白かったし、そうやって映画を観ていたり散歩をしていたりしているときが、「うつ状態」からも距離を置くことが出来て楽だ(読書は時につらくなるときもある)。
 また映画館とかに映画を観に行くのもいいなと思ったが、ちょっと前に気になっていた『EO』という映画が、今となりの駅の映画館で公開されているのを知った。この映画は「ロバ」が主人公で、監督のイエジー・スコリモフスキは『バルタザールどこへ行く』を意識してつくったという。『バルタザールどこへ行く』のラストはもうほとんど号泣してしまったものだが、あまり外で泣きたくはないが観てみたいという気もちはある。
 あと、となりの映画館ではやはり「ちょっと観たい」と思っていた『生きる LIVING』も上映されるようだし、来月には「追悼 ジャン=リュック・ゴダール映画祭」というのが始まり、めったに見られない『カラビニエ』なんか上映するみたいだ。
 となりの駅なら気軽に行けるし、少し「リハビリ」のつもりで映画館に通ってみようかな、などと思う。