ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-02-24(Wed)

 今日は、あたたかかった昨日までに比べるとガクンと気温が下がるという予報。たしかに朝起きたときにけっこう寒い思いをした。先週末から一昨日と、セーターを着ないで出勤したのだけれども、さすがに今日はセーターを着て仕事に出た。
 でも、今年の冬は、去年の秋に買ったパーカーで乗り切れた(まあだいたい今年の冬も終わったと考えていいだろう)。去年までよく着ていたダウンジャケットもオーバーコートも、まるで着ることはなかった。まあ「COVID-19禍」で出かけることが少なくなったということもあるだろうけれども、それでも早朝、まだ暗い厳寒の中を出勤するときもそういう新しいパーカーという服装で、そこまでに寒いという思いもしなかった。これは「防寒着」としての、買ったパーカーの威力だったろうか。これで今持っている冬用の防寒着がけっこう不要になった気がする。このパーカーは春秋も着れそうだから、持っているジャケットも不要になるかもしれない。それはいいことだ。デザインも好きだし、いい買い物だった(さいしょっからポケットに小さな穴があいてたけど)。
 いっしょに買ったセーターも、買ったときは「失敗だったかな」とは思っていたのだけれども、オーソドックスなデザインながら安っぽくもなく、この冬は着る機会が多かった。こちらも買い物成功だったか。
 この冬はもう一着、Amazonで中国製の黒のタートルネックセーターも買ったのだけれども、これもめっちゃ安かったし、値段を考えれば大きな不満もない。衣料品の買い物ではうまく行った冬だったか。

 昨日ふと、市からの市民税の納税通知でまだ払い忘れてるのがあるような気がして、そういう書類をぶっこんである棚をチェックしてみたら、市民税の第4期分を払い忘れていて、しっかり払い込み用紙が残っていた。それで納期限は2月1日なのだった。
 前から「口座振替」にしておこうとは思っていたのを、めんどうなのでそのままにしてあったのがこういうミステイクにつながる。とにかくは納期限を過ぎているのでコンビニでの払い込みは出来なくて、市役所か銀行の窓口に行かないとならない。それは市役所に行くより最寄りの銀行の方がたやすいわけで、今日の仕事の帰りに職場に近い銀行で払い込んだ。やはりコンビニとかで気軽に払い込めないのは、それだけで面倒だった(あとで延滞金の請求が来る可能性もある)。
 今年の分はこれで全部払ったはず。次に来年になって納税通知書が届いたら、こんどこそ口座振替の手続きをしたい。

 日曜日にキャベツをひと玉買ってあったのを、今日は夕食に使おうと考える。キャベツの外側にはすっかり緑の濃くなっている葉が何重かにかぶさっていて、こういうのは普通は料理向きではないので捨ててしまうのだけれども、「この青い葉っぱも料理してみよう」と思い、「スープとかにすればイケるのではないか」と思いついてレシピを検索したら、「キャベツと卵のスープ」っつうのが見つかり、「コレにしよう」と決める。これは副菜だから、「本菜にもキャベツを」と思う。実は先日、生食用の「ソフトいかスライス」というのが安かったので買ってあったのだけれども、そのまま食べてもちっとも美味しくはなかった。そいつをキャベツと炒めたりしたらいいんじゃないかとレシピを探し、ちょうど残っていたもやしをプラスして使って、「イカのスタミナマヨネーズ炒め」というのをつくれることがわかった。
 どちらもけっこうかんたんに完成。特に「キャベツと卵のスープ」は美味で、またやってみたいと思った。今日は普通なら捨ててしまうような食材を使い、食品ロスを防ぐ「地球にやさしい」献立になった(ひとこと言っておけば、わたしはもともと「食品ロス」をほとんど出さない「優等生」ではあるのだ ~「自画自賛」ではあるけれども~)。

     f:id:crosstalk:20210224175911j:plain:w500

 夜、ようやっとのことで、ずっと読んでいた『世界動物発見史』を読み終えた。実に面白くも楽しい読書だった。読み終えてしまったことが残念で、またすぐにさいしょっから読み直したい気分である。この本は単に「動物」の本ではなく、まさに「博物誌」、「博物史」の本でもあった。わたしの中では「生涯ベスト3」に入る本ではあっただろう。

 今の報道は、例のスカ首相の長男が民間映像関連会社の「部長」として、総務省役員との接待会食を繰り返していた問題が燃え上がっている。さらに今、げんざいスカ首相の直属の「内閣広報官」である山田真貴子氏もまた、当時総務審議官だった頃にスカ首相長男の接待を受け、その会食で何と一回で「74203円」ものごちそうになっていたということも明らかになったのである。
 わたしはこの日記で毎月の支出決算の概要も書いていて、だいたい毎月一ヶ月の食費はトータルで2万円台前半、去年の12月はちょっと多くって2万8千円ぐらいだったよ、と書いているのだが、この人たちはアレだね、一晩でわたしの三ヶ月分の金をつぎ込んで食事をして、しかもその会計を持ってもらったりしているのだよね。
 こういう話を聞くと、「オレはいったい何で、キャベツの外側の青い葉っぱでスープをつくったりしてるんだろう?」とは思ってしまう。最近はよく「上級国民」などという言葉を聞き、つまりは今のスカ内閣はキャッチフレーズとして「国民のために働く内閣」などと宣わりたまっておられるのだけれども、やはりその「国民」とは一部の「上級国民」のことで、わたしなどのような下層民は決してその中に含まれることはないのだと、実感することになる。わたしはこの報道を聞いて以来、頭の中で「74203円」ということばがリピートし続けている。
 まあそれだけですむ問題ではないのだけれども、「安倍政治を継承する」というスカ内閣の「根本姿勢」ということではあるだろう。