ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-12-19(Sat)

 12月19日になった。一年前のこの日の早朝、わたしは家のすぐ近くの道路でオートバイにはねられ頭を強打し、救急搬送されたのだった。すべてはこの霧深い朝にはじまり、それから三ヶ月後に後遺症の「慢性硬膜下血腫」で倒れて緊急入院~手術という展開になってしばらく病院で療養。退院して自宅療養をはじめたところ、すぐにCOVID-19が日本を襲い、「緊急事態宣言」が下されてみ~んな「Stay Home」ということになったのだった。
 その一年前の交通事故から「慢性硬膜下血腫」、そして「COVID-19禍からのStay Home」への推移というのは、わたしにとっては「ひとつながり」の災厄であって、自分の中ではCOVID-19への畏れというよりは、「慢性硬膜下血腫」の療養の継続という感覚でもあり、それはどこか「いちど先にCOVID-19に感染した」というようなところも感じてしまう。そういうところで、一般の人がCOVID-19に対して抱く「畏れ」とはどこかニュアンスが異なるのではないかと思うところもある。
 とにかくはこの日、12月19日というのは感慨の深い日ではある。

 今げんざい、COVID-19の新規感染者はまるで減少の気配をみせずにいるけれども、スカ内閣はここに来ても何らの対策を取ろうとしないかに見える。スカ首相はあれだけ問題になったのに、いまだ毎夜のように「宴会」をつづけているという。どういう神経をしているのか疑うのだが、わたしはここは当初一部でいわれていたように、年末年始は少なくとも12月26日から1月11日までの「17連休」にして、その期間は「ロックダウン」にすべきではないかと思う。そのあいだいろいろな面で停滞する経済を救済するのが、スカ内閣の役割だろうと思うのだけれども。

 今日はまず、午前中に内科クリニックへ行った。胸部X線検査、心電図検査なども行ったけれども、特に心配するような異常は認められなかったという。一安心である。
 クリニックの帰り道、晴れた青空に不思議なかたちの雲が見られた。まるで文字が描かれているようであり、「これは<13>という文字を反転させてるのかな?」などと思う。人智を超えた存在からの、わたしたちへのメッセージなのであろうか? しかし、<13>の意味とは?

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 帰宅して洗濯をし、昼食のあとにとなり駅に買い物に出かけた。寒さが増してきたのだけれども、セーターなどの寒さを防ぐ衣料がほとんどないことがわかったのだ(この春に「断捨離」で処分してしまっていたらしい)。出かけると、今日もこのところよく見かけるかたちの、雲がまき散らされたような空がみられた。

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 となり駅近くの複数の店を見て歩き、防寒の下着や手袋を買ったけれども欲しいと思えるセーターが見つからず、「では電車に乗って、東側の(ウチから近い)ショッピングセンターに行ってみよう」ということにした。
 電車で移動。こちらにも思ったようなセーターはなかったのだけれども、「とにかくは何か買っておこう」と2着買って帰った。ついでに「今夜は<おでん>にしよう」と、下のスーパーで「おでんセット」を買った。
 帰り道、歩きながら「気に入ったセーターがなかったのなら、通販で探して買えばよかったな!」と後悔した。その他にも失敗の多い「お買い物」だった。

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 帰宅してちょうどニェネントの食事時間になっていて、ネコ缶と昨日の刺身といっしょに出してあげる。刺身を先に食べるかなと見ていると、意外とネコ缶の方を先に食べ、刺身の方にはすぐには口をつけないのだった。

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 わたしは買ったセーターの一方を試着してみたが、「これ、意外といいではないか」という感じで、ちょっと気に入ってしまった。

 夕食は「おでん」。たくさんあったダイコンとジャガイモを入れてみると鍋に満杯の量があり、「これは明日もいちにち、いや当分のあいだ<おでん>だな」と思うのだった。

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