ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-02-07(Sun)

 先日はさっさと「春一番」も観測されたらしいし、今日も4月並みの暖かさになるという。一気に春だな、という感じだけれども、それでも早朝とかはけっこう冷えるし、また月曜日からは寒くなるという。

 昨日は一歩も外に出なかったし、せっかく暖かくなるというのだから「お散歩」に出ようと決め、このところのお散歩コースの「ふるさと公園」まで歩き、買い物をして帰ることにした。
 昼になると公園も人の数が多くなるだろうと思い、朝の8時半ぐらいに家を出た。なるほどたしかに暖かい。公園に着くと、このところいつも氷の張っていた池にも氷は張っていない。今日は釣りをされている方の数が多かった。

 池のほとりで水鳥に撒き餌をされている方がいた。その周囲にオオバンマガモ、そしてコブハクチョウらが集まっていて、一所懸命撒かれる餌を食べている。やはりコブハクチョウがいちばん身体もデカいし、餌の撒かれるベストポジションを占めている。

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 その少し先の水辺にはシラサギが一羽、悠然と美しい姿を見せていた。そんな鳥たちの姿を見ても、今日は池の水もそんなに冷たくはないように見える。

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 木の枝に鳥がとまっていて、わたしはムクドリかと思っていたのだが、撮った写真をあとで見てみるとこれはツグミだったようだ。

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 けっきょく、この公園で毎回出会う鳥たちにまた巡り会ったわけで、初めて見るような種類の鳥には出会わなかった。それでも、決してまちなかで姿を見ることのない水鳥らを目にするのは、やはり大きな心の安らぎになる。
 この地に転居してきて4年が過ぎようとしているけれども、今の今まで、自分の住まいのすぐ近くにこんなスポットがあったということを知らなかった。もっと早くに知っていれば、けっこう充実した暮らしもおくれていただろうに。どうもいろいろと、「情報収集能力」が落ちていることは実感する。

 公園を突っ切ってドラッグストアに行き、先週買って気に入ったチョコレートドリンク(アルコールの代替品)などを買う。
 帰り道は駅の方にまわり、いつもの「野良ネコ通り」を歩いて、跨線橋を渡って家に帰る。今日は「野良ネコ通り」でネコの姿は見なかったが、ウチの近くまできたとき、今まで会ったことのない(いや、ひょっとしたら以前いちど見かけたことがあったかもしれない)ネコが、堂々と道を歩いているのを見た。

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 とても立派なしっぽを持ったネコだなあと、ちょっと感心してそのネコの姿を目で追っていた。

 いちど帰宅してからもういちど、北のスーパーに砂糖やニェネントのネコ缶を買いに出た。この北のスーパーのあたりも、ちょっと裏道に入ると以前はちょくちょく野良ネコの姿を見かけたものだったけれども、今ではもう、まったくネコの姿など見かけなくなってしまった。

 さて、「東京オリパラ組織委員会」の森会長の件だけれども、IOCは「森氏は謝罪した。これをもってIOCは問題が決着したと考えている」と、「同じ穴のむじな」というか、利害関係での物言いをしているのだが、森会長の発言は広く海外でも報道されており、多くの反発を招いている(あたりまえだ)。ツィッター上では「#DontBeSilent」というハッシュタグもできているし、ヨーロッパ各国の在日大使館員らの抗議の声も聞こえる。
 スカ首相は「森氏を更迭すべきだ」という声に、「自分にはその権限はない」と答えて放置するわけだが、それは海外に「日本ってヒデエ国だな」と知らしめ、広める役にしか立っていないと承知しているのだろうか。
 世界経済フォーラムという組織が毎年公表している、国ごとの男女間の格差を示す「ジェンダーギャップ指数」の2019年末の結果では、日本は153ヶ国の中で121位なのだけれども、今回のこの騒動、「121位では上すぎないか?」みたいな感想にもなる。
 森会長は広い視野に立つ思考能力など持ち合わせていないようだから、自分から「辞める」ということはもう言い出さないだろう。では、そんな可愛くないネコの首に鈴をつけるのは誰か?ということだが、もはや政府にも、東京オリパラ組織委員会にも、誰もいないようではある。
 IOCもトチ狂ってるから、このまま「東京オリパラ」開催路線を日本と共に突き進もうとしているわけで、はたしてどんな強引な手を使って現実に開催させてしまうものか、どれだけ周りが「開催できる状況ではない」となっても、やってしまうかもしれない。もしもそんな事態になったら、どれだけの混乱が巻き起こることやら、考えるのもおそろしい。どうせそんな最悪の事態になっても、IOCはすべてJOCや日本のせいにしてしまうことだろう。
 日本は「ジェンダーギャップ指数」では最底辺国だが、このままではそれ以外の面でもすっかり「後進国」「三流国」とみなされることになってしまうだろう。