明日から新年の仕事始めという方も多いようだけれども、わたしは明日まではお休みで、火曜日から仕事が始まる。そういうところで今日も(今日までは)のんびりだ。
やはり朝に目覚めたときに夢を見ていた記憶もあったのだけれども、目覚めてしばらくしたら、すっかり忘却の彼方へと消えてしまった。目覚めて「夢を見ていたな」との記憶があるうちに、かんたんなメモとかを残しておかないと記憶しておくことは困難だろうと思う。
今朝はこのところのように、早朝に「月の光」を見るということもなかった。「もう、新しい年にベッドで浴びる月の光もおしまいか」と、ちょっとだけ残念な気もする。
陽が昇って、今日も晴天で外は快適そうだけれども、今日は家にこもって「お出かけ」するのは明日にしようと思う。昼食は昨日の残りの(おいしくはなかった)白菜とナスと肉の炒め物でちゃっちゃっとすませ、テレビを見たりしているとなんだか「くしゃみ」がいっぱい出て、「鼻水」もすごいことになってきた。
今の時期、そんな「くしゃみ」とか「鼻水」が出るとヤバい。まあ熱は平熱だし、「風邪の引きはじめ」の症状ではないかと思う。たとえCOVID-19ではないにしても、体調不良ということには変わりはなく、早く何とかしないといけない。ちょっと早めに寝ることにした。ニェネントも、わたしのベッドの上で丸くなっている。
昨日の一都三県の知事の「緊急事態」要請にはやはり政府は即答をせず、想像通りに「飲食店の閉店時間を午後8時」とすることで切り抜けようとしているようだ。昨日も書いたように、それでは8時までの店は混み合い、8時からの通勤電車もまた混み合うだけのことではないだろうか。
夕方にスカ首相はなぜかラジオ番組に出演し、この今において皇位継承問題について語り、ついでのように「COVID-19対策」について、「国民には不自由な思いをさせている」と(報道によれば)「陳謝」したという。
この「COVID-19禍」のもとで、わたしたちが「不自由な思い、不自由な生活」をしていること自体はスカ政権の責任ではなく(もちろんウィルスのまん延を止められなかった責任はあり、それは安倍前政権からの責任だろう)、もうわたしなどはこれは「とてつもなく大きな天災」に見舞われているという感が強い。
スカ首相はそんな今、一国の宰相として「国民には不自由な思いをさせている」などと語る(陳謝する)のではなく、「この<COVID-19禍>をどう乗り切るか?」という政策を語らなくてはいけない。一都三県の知事からの要請に早く答えることが緊急課題ではないだろうか。ネットのアンケートをみると、今80パーセントを越える人たちが「緊急事態宣言」が必要だろうと考えている。やはり今になってもなお、二階幹事長の顔色をうかがい、11日以降の「GoToキャンペーン」の再会にこそ期待をかけているのだろうか。それこそ「国民をバカにした行為」であり、そのことをこそあらためて、陳謝していただきたいものだ。
報道を見ていると、神社仏閣への初詣は大幅に減少したという。これはいくら公的機関からの呼びかけがあったゆえとはいっても、「自分が感染しないように」「他人に感染させないように」という人々の「自助」「共助」の結果であろう。それだけのことを人々はやっているというのに、スカ総理は国としての「公助」を、多少の援助金以外には何もやろうとはしないのである。「不自由」を感じている人々よりも、「困窮」している人々が増加しつづけていることをスカは見ようとしない。
と書いていたら、明日にはスカ総理は新年の「記者会見」をやるということだ。どうせ先に質問事項をチェックし、官僚の書いた原稿を読み上げるだけの「記者会見」なのだろうが、この事態ではそれではすまされないのではないだろうか。
今日はこれ以降ジョイスの『ユリシーズ』を読もうかと思っていることもあり、「GYAO!」の配信映画でイタリア映画の『ユリシーズ』(もちろんコレはジョイスの小説の映画化なわけもなく、ホメーロスの『オデュッセイア』の映画化である)を観た。夕食には風邪っぽいこともあり、インスタントの「キムチラーメン」をつくって食べ、さっさと寝るのだった。