予報で今日は30度を超える暑さになるというが、ひょっとしたらこれが今年さいごの夏日になるかもしれないという。秋になる。
秋らしく、わたしが家を出るときには真っ暗の真夜中。それでも東の空は少し明るいかと見える。これが10分も歩いて駅に近くなると、けっこう空にも明るみが出て、夜明けも近いかという感じになる。
明日からは4連休になる。次に仕事に出る来週の水曜日には、もうすっかり「夜中の出勤」ということになってしまっていると思う。
仕事を終えて帰りの空も、「秋空」という雰囲気になっていた。
今日は久しぶりに、東のショッピングモールのスーパーに買い物に出ることにした。家を出る前に「電話がかかってくるかもしれないからスマホを持って行こうか」と思ったら、そのときにちょうど電話がかかってきた。こういうのを「予感」というのだろうか。
電話は損保会社からのもので、ついにようやく、去年の年末の交通事故とこの三月の「慢性硬膜下血腫」での入院、手術との因果関係が認められたということ。つまりは入院~療養期間中の補償が、これまで受け取っていたのは労災による60パーセントの補償だったのが、「全額補償」になるということなのだ。それプラス「慰謝料」も出る。
COVID-19禍で時間がかかったけれども、いい知らせだった。わたしもいちどは、労災での補償も得ていることだし、交通事故の件は損保会社からの補償ももらって「これで一件落着」という連絡ももらっていたので、「損保の補償は認められないかも」と、連絡しても無駄かもしれないと思ったのだけれども(じっさい、さいしょはそういう対応だった)、やはり連絡してよかった。あとは、「慰謝料」っていったいどのくらい出るのだろうかという興味というか、「ここでサプライズがあるといいなあ」とかいう気分。
買い物に出かけ、ちょっと気分も大きくなっていたので、「このスーパーは刺身がおいしいから買ってやろう」と盛合せを買って帰った。だから夕食はお刺身。ニェネントくんにもおすそ分けしてあげて、ニェネント喜ぶ。
しかしこのスーパーの刺身はなにが違うのか段違いに美味で、近隣のそのほかのスーパーなど問題にならないし、居酒屋とかでもこれだけの刺身はなかなかめぐりあえないと思う。ニェネントといっしょに堪能した。
夜は昨日読み始めたパトリシア・ハイスミスの『ガラスの独房』が面白いので、なんとか連休中に読み終えようかと読み進めた。