ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-05-09(Thu)

 朝起きたら寒かった。とても昨日までのように半袖Tシャツ1枚では、室内でも過ごせない。テレビを見ると、今朝は東京で10℃ぐらいの気温だという。一気に一ヶ月以上季節が逆戻りしてしまったようだ。
 外は雨は降っていないけれどもどんよりと曇っている。このまま晴れなければあんまり気温も上がらないだろう。気温が低ければ、ちょっと気が引き締まる気がしないでもないが。

 午前中に北のスーパーに買い物に出かけた。「知らない道を歩いてみよう」というミッションは、今日も中止だ。でも最近は、スーパーへ行く道沿いの「ツバメの巣」の観察もミッションではある。なかなか巣にツバメがいるところをしっかりと目撃できないけれども、今日あたりは見れるだろうか。
 スーパーへ行くときにも巣を見てみたけれども、そのときはツバメがいる気配はなかった。あたりを見回してもツバメが飛んでいるわけでもなかった。
 「今日もダメかな」と思いながら、買い物を終えての帰り道にも近くから巣をのぞいてみた。やはり巣にツバメの姿は見られなかったけれども、そのときに道路の反対側から一羽のツバメが飛んできて、巣の近くまできてUターンしてまた遠ざかって行った。
 「あっ、いるじゃないか」と思って、しばらく巣の近くに立って様子を見ていたけれども、じきにまたツバメが飛んできて、また巣の近くでUターンしていった。これは巣の近くにわたしがいるので、巣に行きたいけれども警戒して巣にまで行かないのではないかと思った。わたしは「警戒すべき邪魔もの」なのだろう。
 それでも、ツバメは時間を置かずに何度も巣に近づいてくる。ツバメには悪いけれども、その場でしばらくツバメが飛んできては引き返す様子を見ていた。そうするとそのうちについに、ツバメは巣に飛びついてくれたのだった。何度かわたしのことを観察して「コイツは悪さをするようなヤツじゃないだろう」と思ってくれたのだろうか。
 巣に入ったツバメにちょっと近づいてカメラを向けても、もうツバメは飛び去って行かないのだった。ようやくしっかりと、巣にとどまるツバメの姿を撮影できた。これから産卵するのか、それとももう巣の中に卵があるのか。去年は連休明けから巣ごもりを始め、5月末には巣から雛が顔をのぞかせるようになったのだった。今年も同じような日程で進行中、のようだ。

     

 今日は注文してあったDVD、ディヴ・クラーク・ファイヴの出演した「Having a Wild Weekend」が届いた。これはわたしがディヴ・クラーク・ファイヴのファンだという意味でも楽しみなDVDだが、ジョン・ブアマン監督の監督デビュー作という作品でもある。ジョン・ブアマン監督はこの次の『殺しの分け前/ポイント・ブランク』がヒットして有名監督の仲間入りをするけれども、海外の映画評を見るとこの「Having a Wild Weekend」を高く評価している人もいる。(今は「ゴジラ映画」を連続して観ているので)いつ観ることになるかわからないけれども、観るのが楽しみではある。

       

 今は平日は毎日、「ちゅらさん」の再放送と「虎に翼」とを楽しんでいる。「ちゅらさん」はやはり評判通りの「傑作」で、毎回笑かせてもらえるし、「これからどうなるんだろう」とその展開も楽しみになる。先週とかまでは、余貴美子の思いがけぬコメディエンヌぶりも楽しかった。
 「虎に翼」もまた、けっこう堅苦しい題材を主演の伊藤沙莉の演技と尾野真千子のナレーションで楽しませてくれる。しかしこの日で「第一部」もおしまいという感じで、これまでの同級生仲間五人はバラバラになってしまうようだ。平岩紙ももう出番はなくなるのか。

 それで午後からゴジラ映画『三大怪獣 地球最大の決戦』を観たのだが(キングギドラがあまりに素晴らしい!)、それでこの時代の東宝の特撮映画のことを調べていたら『マタンゴ』という映画にぶち当たった。
 わたしはこの映画をむか~しむかしの(わたしにもあった)幼少期に映画館で観ているのだが、東宝特撮映画としては異例の、「怪奇ホラー映画」とでもいうジャンルの作品。けっこうこの映画のラストは恐怖で、子供心にトラウマになったものだった。そのラストは今でもはっきり記憶している。
 その『マタンゴ』のタイトルをみると強烈にまたこの映画を観たくなってしまい、Amazonで検索すると「中古DVD」が千円以下で出ていたもので、つい注文してしまった。早く観たいなあ。

 夕食に、久々に「肉じゃが」をつくった。この日はちょっと肌寒い気候だったのでちょうどよかったか。ちょっと薄味に仕上がって、「悪くない、でももうちょっと砂糖を」(朝ドラ「虎に翼」の石田ゆり子のセリフ)という感じになった。
 「肉じゃが」は一気にたくさんつくるので、明日の食事、下手したら明後日まで「肉じゃが」になるだろう。今夜も気温は低そうなので、残りは鍋に入れっぱなしで置いておいても大丈夫なことだろう。